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第10回 京都学園大学バイオ環境学部‐京都府農林水産技術センター研究交流会を開催

更新日:2019年3月27日(水)
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3月7日、第10回 京都学園大学バイオ環境学部‐京都府農林水産技術センター研究交流会が、京都亀岡キャンパス・バイオ環境館で開催されました。

京都学園大学バイオ環境学部と京都府農林水産技術センターは、研究及び人的シーズの積極的な交流と融合を目的に、研究交流会を行っています。10回目を迎える本交流会の講演の部では、本学のプリエト ラファエル准教授(バイオサイエンス学科)と深見治一教授(食農学科)、京都府農林水産技術センターの篠原義昭技師(海洋センター研究部)と長田充洋技師(農林センター茶業研究所)の4名が話題を提供しました。

プリエト准教授は『T-DNA挿入変異法によるモデル植物シロイヌナズナにおけるホルモン作用、栄養代謝、環境ストレスへの適応に関与する遺伝子の単離と機能解析』と題し、分子遺伝学の手法を用いた植物ホルモンの分子生理的な研究成果と植物機能を改良する為の遺伝子探索の現状を紹介しました。深見教授は『京都府農林水産技術センターとの研究交流』と題し、京都府農林水産技術センターとの共同研究を振り返り、「夏取り丹波黒の糖分析とグルタミン酸分析」および「金時ニンジンのカロテノイド分析」を取り上げ、京野菜の食資源の評価を紹介しました。また、篠原技師は、第23回(H29年度)全国青年・女性漁業者交流大会で農林水産大臣賞を受賞した事業を中心に『ナマコの生態と資源管理』と題し、「水産資源の管理戦略とその実践」を紹介されました。長田技師は、『非破壊測定による宇治茶生産管理システム』と題し、近赤外光を用いた非破壊測定による茶葉の摘採時期判定技術開発の現状とその将来展望が紹介されました。講演の部に引き続き開かれた懇親会では、演者を中心に専門分野が異なる者の輪や、専門分野を同じにする者の輪がつくられ、親睦をさらに深めました。

第11回となる次回研究交流会は、京都先端科学大学バイオ環境学部と京都府農林水産技術センターとなるセカンドステージを迎えます。生命・食・環境という幅広い分野を網羅する本研究交流会が、異分野の研究の最前線に触れる刺激的な場となると共に、異分野の研究者が出会う場となるよう更なる発展を期待しています。

(バイオサイエンス学科教授 高瀬尚文