教員紹介
学位 | 博⼠(教育学) 京都⼤学 |
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所属学会 | ⽇本⼼理臨床学会 |
専門分野 | 心理臨床学 |
略歴 | 1999年4月〜2015年3月 宝塚市立教育総合センター教育相談課 その他 教育相談員 |
担当科目 | 臨床心理実習B、臨床心理実習C、心理演習 |
研究内容
心理臨床において、自分の可能性を懸命に生き、他者や世界と深く関わり合う体験を通して、絶えず自らを変えていく<私>という主体がいかに生成するのか、またセラピストはいかに関われば良いのかを研究している。
研究キーワード | 心理臨床、<私>の生成、事例研究、主体、学生相談、スクールカウンセリング |
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論文 |
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著書
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主体⽣成プロセスをまなざす観点呈⽰の試み ⼼理療法における「私」との出会い
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発達障害をかかえる⼦どもの⺟親⾯接 「発達障害」と⼼理臨床 京都⼤学⼼理臨床シリーズ
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ユングのタイプ論 : フォン・フランツによる劣等機能 : ヒルマンによる感情機能 共著 Franz Marie-Louise von,Hillman James,今⻄ 徹,奥⽥ 亮,⼩⼭ 智朗,⾓野 善宏
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おとぎ話のなかの救済 : 深層⼼理学的観点から 共著 Franz Marie-Louisevon,⾓野 善宏,⼩⼭ 智朗,三⽊ 幸枝
メッセージ
心理臨床の現場では、来談者が変化していく神々しい瞬間に立ち合えたり、深いつながりの実感を味わえるなど、日常ではまず味わえない体験をすることがあります。一方で、激しい怒り、苦しみ、戦慄するような恐怖を体験することもあります。その意味で、「魅力的だけどしんどい」「しんどいけど魅力的」な世界です。
私の役目は、講義や実習を通して皆さんを心理臨床の世界へと誘うことです。真剣に取り組むなら、大きく成長できる機会となりますし、そんな皆さんの成長を支えたいと思っています。