教員紹介
学位 | 理学博士(東京大学) |
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所属学会 | (公社)日本植物学会、(一社)日本植物生理学会 |
専門分野 | 植物生理学、植物細胞生物学 |
略歴 | 東京大学理学部・助手 |
担当科目 | バイオサイエンス概論 |
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研究内容
植物は地球上のほぼ全ての生物のための食糧を光合成の力で作り出しています。私達人間を含めた動物は植物を食べることで生きて行くことができます。しかし、植物も生きていくためには動物と同じように外から資源(食物)を取り込むことが必要です。私は、植物が土壌から自分の成長や生命活動に必要とする物質をどのように取り込むか、取り込んだ物質を身体の隅々にどのように分配し、どのように利用していくかの研究をしてきました。さらには、動物に食べられないように植物自身が毒性物質を作る機構の研究も進めています。
研究キーワード | 植物細胞、液胞、リン酸、特化代謝 |
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論文 |
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著書
978-4759819977、基礎生物学シリーズ7 植物生理学 第2版、化学同人、2017、共著
978-4563078133、光合成生物の進化と生命科学、培風館、2014、共著
その他
- 高校生物教科書(第一学習社)著者
- 国立科学博物館特別展「植物 地球を支える仲間たち」総合監修
メッセージ
大学は、自分の進めたい学問を自ら選び、楽しむことができる場です。バイオ環境学部がある亀岡の豊な自然の中で、生物の有り様を実際の環境と実験を通して学び、生命への理解を広げ、深めることによって、人間と環境の新たな関係を、自らの力で切り開いて行って下さい。