教員紹介
学位 | 博士(工学)(九州大学) |
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所属学会 | 電気学会、応用物理学会、低温工学・超電導学会、自動車技術会、IEEE |
専門分野 | 電気機器工学、超伝導理工学 |
略歴 | 京都大学 大学院工学研究科 電気工学専攻 助手 |
Webサイト |
研究内容
モータや発電機など、回転力によって電気ー機械エネルギー変換を実現する電気機器とそのシステム化に関する研究を行っています。応用分野としては、電気自動車や船舶などの輸送機器、ドローン、分散電源向発電機などです。我が国の電力のほとんどは回転発電機によって作られていて、さらに作った電力の実に55%以上はモータで消費しています。つまり、人類社会の活動を担っている電気の大きな流れの中で、回転機の役割があまりに大きいことが分かります。私のグループでは、19世紀に発明された回転機の駆動原理について、例えば相対性理論や電磁気学にまで遡って徹底的に研究しており、また超伝導材料などの新規材料も積極的に導入してイノベーションを起こすべく活動しています。
著書
- 978-3642073694、High Temperature Superconductivity 2 (Engineering Applications)、Springer、2003、種別(共著)
- 978-1-4020-3168-7、Computer Engineering in Applied Electromagnetism、Springer、2005、種別(共著)
- 978-4-86469-057-7、超伝導現象と高温超伝導体、(株) エヌ・ティー・エス、2013、種別(共著)
- 978-981-4749-25-1、Research, Fabrication and Applications of Bi-2223 HTS Wires、World Scientific Publishing (Singapore)、2016、種別(共著)
備考
・日経エレクトロニクス12月号, 「アルニコ磁石で可変磁束のSRモータ-」(pp. 31-33), 「「超電導モータ-しかない」飛行機・クルマ・鉄道へ」(pp. 39-41) (2019年11月20日発行)
・日経ビジネス,テクノトレンド107,「超電導モータ-が地球を救う」 (pp. 77-78) (2020年2月17日発行)
メッセージ
大学は、新しいことを見つけるための基礎を身に着ける場所だと考えています。京都先端科学大学は、前人未踏の発明・発見を成し遂げるための教育を提供します。是非、充実した大学生活を送り、ワクワクぞくぞくするようなとんがった発明・発見に結びつくセレンディピティ―に備えましょう。