１月２３日（水）チューリップ組、１月２５日（金）たんぽぽ組の生活発表会を行いました。
　チューリップ組は、日頃からピクニックごっこや動物ごっこが大好きだったので、”ピクニック”の絵本を基に表現遊びを楽しみました。普段の遊びの中で、ピクニックに持っていくお弁当や望遠鏡、地図等を作ったり、リュックサックを作ったことで自分の荷物をリュックに詰めて、幼稚園の色々な場所へ友だちと一緒に出掛けていき、探検したり、シートを広げてお弁当を食べるなどピクニックごっこを楽しんでいました。”ピクニック”のお話の中でクマさんに出会う場面が特に好きで、むっくりくまさんの遊びを取り入れて、クマさんに見つからないように「クマさん、クマさんおきて！！」とワクワクドキドキしながらクマさんとのやり取りを楽しむ姿が見られました。この様に、普段楽しんでいる遊びを取り入れながら発表会へと繋げて行きました。
　たんぽぽ組は、子どもたちが大好きな”３びきのこぶた”のお話で表現遊びをしました。おおかみやこぶたになって追いかけっこを楽しむ子どもたち。先生のおおかみが「こんなおうち一息で吹き飛ばしてやる！！」とやって来ると、こぶたになった子どもたちは、おうちの中に隠れたり、おおかみにつかまらないように逃げるスリル感やおおかみとのやり取りを存分に楽しんでいました。また、お家作りに使う、トンカチをそれぞれ作った事で、色々なところをトントン！！しながら遊んだり、”おおかみなんかこわくない”の踊りも大好きでいつも楽しんでいました。先生や友だちと一緒に”３びきのこぶた”ごっこを楽しみながら発表会へと進めていきました。
　生活発表会は、練習したり、教えたり、するのではなく、その名の通り、普段の生活（遊び）を発表する場だと考えています。何よりも子どもたちが楽しめる発表会でありたいと思っています。ひとりひとりの子どもがそのものになりきっている可愛い姿や個々の表現を大切に受け止め、表現する楽しさを味わってくれることを願っています。発表会当日は、おうちの方に見に来てもらって、子どもたちは大喜びでした。保護者の方にも発表会を通してひとりひとりの子どもの成長を感じていただくことが出来ました。