【体験ゼミレポート】微生物アートに挑戦!!
2019年8月3日に開催されたオープンキャンパス。たくさんのイベントの中でも、幅広いテーマの講義や実験を体験できると好評な「体験ゼミナール」。バイオ環境学部バイオサイエンス学科 微生物機能学発学研究室(萩下大郎教授、櫻間晴子講師)の「微生物アート」のレポートをお送りします!
高校ではなかなか勉強しない「微生物学」。「微生物アート」は、平板培地※をキャンバスに見立てて細菌などの微生物を絵具として絵を描くアートのこと。微生物を植えて、数日間育てることで絵ができあがっていきます。最近、アメリカの微生物学会ではコンテストが行われていたり、インスタグラムにアップされていたり密かに人気を集めています。今回は、微生物の魅力を感じて欲しいと思い、無菌状態で操作できる「クリーンベンチ」という装置を使って、美味しいパンづくりで貢献してくれている「酵母」で絵や文字を描いてもらいました。見学に来てくれた学生さんは、悩みながらも初めての「微生物アート」に挑んでくれました。力作を紹介します!!
※ 酵母の増殖に適した様々な栄養素を含んだ溶液に寒天を加えてシャーレに流し込んで固形化させたもので、微生物の培養につかう。
こちらの写真はオープンキャンパスから30℃で1日培養した後の微生物アートの写真です。