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２０２２年２月２６日(土)、２７日(日)の２日間、現役時代には走塁のスペシャリストとして活躍された元プロ野球読売ジャイアンツの鈴木尚広氏が本学野球部の課題である得点力アップのため走塁の臨時コーチとして熱い指導をしていただきました。

鈴木氏は、９６年にジャイアンツに入団し走塁のスペシャリストとして２０１６年まで第一線でプレー、その後はコーチとしてご活躍されました。その鈴木氏を臨時コーチとして迎えるということで、野球部員たちは鈴木氏の言葉を一言一句逃すまいと、熱血指導に聞き入りました。

鈴木氏は練習前に「大学生ということでまだまだ発展途上の選手が多いのでこれからの野球や生活において役立つ学生の引き出しを増やせるよう技術だけではなく意識の大切さなどを伝えたいです。ただ指示を出すだけではなくそれがなぜ必要なのかを説明し、学生さんに納得してもらえるように意味づけをしっかりやりたいと思います。学生さんには意識を変えれば行動が変わるという考えをもってもらい、自分の個性を活かしてチームに貢献できるように成長してほしい」と語っておられました。

指導では、投手の癖の見方やリード、得点に至るまでの走塁のコツなどについて教えていただきました。指導中は積極的に学生とコミュニケーションを取っていただき、野球への向き合い方や考え方などを部員たちは学ぶことができました。２日間の指導を通して明るい姿が印象的でチームも良い雰囲気で鈴木氏の熱血指導を受けました。

鈴木コーチ、２日間ありがとうございました。

この春のリーグ戦では今回の指導で修得したことを活かし、得点力を上げリーグ優勝奪還を目指します。

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（取材：バイオサイエンス学科　２年生　青木　陸）
（文責：スポーツ振興室　坂根　耕世）