教員紹介

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木場 貴俊 KIBA Takatoshi

学部・学科

職名

准教授

学位

博士(歴史学) 関西学院大学

所属学会

日本史研究会、歴史科学協議会、大阪歴史学会、岡山地方史研究会、東アジア恠異学会、EAJS

専門分野 日本近世文化史
略歴

2006年4月 - 2010年3月 箕面市立郷土資料館 特別非常勤職員
2008年9月 - 2021年3月 甲南大学 非常勤講師
2009年9月 - 2011年3月 神戸学院大学 非常勤講師
2009年4月 - 2011年9月 関西学院大学 非常勤講師
2011年11月 - 2014年11月 京都造形芸術大学 非常勤講師
2013年4月 - 2020年9月 関西学院大学 非常勤講師
2014年4月 - 2016年3月 関西学院大学博物館 学芸アシスタント
2014年4月 - 2014年9月 島根大学 非常勤講師
2016年9月 - 2021年3月 神戸女学院大学 非常勤講師
2017年10月 - 2021年3月 国際日本文化研究センター 研究部 プロジェクト研究員
2020年4月 - 現在 島根県立大学 人間文化学部 非常勤講師

担当科目

妖怪文化論A、妖怪文化論B、民俗学特殊講義B(民俗芸能)、数的処理Ⅲ・Ⅳ、アカデミック・ライティングⅠ・Ⅱ、サブカルチャー論、基礎ゼミ(民俗探究)、専門ゼミA・B、フィールドワーク演習

お問い合せ

kiba.takatoshi@kuas.ac.jp

研究内容

日本近世の怪異・妖怪文化について、特に、さまざまな学問の中でどのように位置付けられていたのか、また絵画や言葉などではどのように表現されていたのかを考えています。

研究キーワード 怪異、妖怪、怪獣、儒学、本草学、図像、辞書、年代記
論文
  • 可視化する日本史―絵入年代記を素材に― 木場貴俊 石上阿希・山田奨治編『文化・情報の結節点としての図像 絵と言葉でひろがる近世・近代の文化圏』(晃洋書房) 2021/03

  • 日本近世の「怪異」と資本主義精神 木場貴俊 アリーナ 2020/11

  • 近世史研究から見た怪異 木場貴俊 比較日本文化研究 2020/10

  • 国際日本文化研究センター所蔵『諸国妖怪図巻』をめぐって―いわゆる「化物尽くし絵巻」に関する一考察 木場貴俊 日本研究 2020/03

  • 일본근세의 ‘괴이怪異’와 자본주의 정신(日本近世の「怪異」と資本主義精神) 木場貴俊 한양대일본학국제비교연구소(漢陽大日本学国際比較研究所)『일본자본주의 정신사(日本資本主義の精神史)』역락(亦樂出版社) 2020/02

著書

  1. 遠隔でつくる人文社会学知―2020年度前期の授業実践報告― 分担執筆 大嶋えり子,小泉勇人,茂木謙之介
  2. 日本大衆文化史 分担執筆 国際日本文化研究センター大衆文化研究プロジェクト,伊藤 , 慎吾,Hernández Hernández , Álvaro David,王 , 琼海,香川 , 雅信,北浦 , 寛之,木場 , 貴俊,久留島 , 元,近藤 , 和都,櫻木 , 千恵,佐野 , 明子,前川 , 志織,松井 , 広志,山本 , 忠宏,大塚 , 英志
  3. くらべる日本の妖怪 ハイパービジュアルBOOK 監修
  4. 怪異をつくる 日本近世怪異文化史 木場 貴俊
  5. 動態としての「日本」大衆文化史 キャラクターと世界 分担執筆 国際日本文化研究センター,期間拠点型基幹研究プロジェクト,大衆文化の通時的,国際的研究による新しい日本像の創出

メッセージ

日本の怪異・妖怪文化は、日本国内に留まらず、世界からも現在注目されています。怪異・妖怪文化を考えることは、一見突飛なように思われますが、実は人間が怪異・妖怪にどのように向き合い、取り組んできたのかを考えること、言い換えれば、人のいとなみを考えることに他なりません。そして、それを考えるための方法は多種多様です。人のいとなみである怪異・妖怪文化について、一緒に考えてみませんか?

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