教員紹介

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中西 裕樹 NAKANISHI Yuuki

学部・学科

職名

特任准教授

学位

学士(文学) 立命館大学

所属学会

城館史料学会、大阪歴史学会、日本史研究会、立命館史学会

専門分野 博物館、日本史(城郭史・中世)
略歴

1996年 立命館大学文学部史学科 卒業(学芸員資格取得)
1996年 高槻市役所(都市整備部緑政課・建設部計画課・市長公室広報課 など)
2006年 高槻市立しろあと歴史館 学芸員
2017年 高槻市立しろあと歴史館 館長 兼 今城塚古代歴史館 館長
2020年 高槻市文化財課 課長

担当科目

博物館実習、博物館概論、博物館経営論、博物館資料論、博物館資料保存論、歴史学特殊講義(日本中世史)Ⅰ

お問い合わせ

nakanishi.yuki@kuas.ac.jp

研究内容

大学で取得した学芸員資格を活かし、高槻市に就職後、市立しろあと歴史館で学芸員に。研究の専門分野は城郭と戦国時代。三好長慶、高山右近という戦国武将や城郭をテーマとした特別展の他、多数の展覧会や調査を担当してきました。

研究キーワード

博物館の実務・実習と連携、文化財の保存と活用、大阪・京都など畿内の城郭・都市と戦国社会

MISC
  1. 「歴史街道推進協議会による博物館連携(西国街道連携事業)について」 単著 『高槻市文化財年報』 2022/03
  2. 「帯仕山の城郭遺構について」 単著 『しろあとだより』 2022/03
  3. 「書評 中井均著『中世城館の実像』」 単著 『ヒストリア』 2021/06
  4. 「梶原台場関連資料『奥本家文書』について」 共著(ファーストオーサー) 『高槻市文化財年報』 2021/03
  5. 「芥川山城と芥川城‐初出の典拠と築城年代について‐」 単著 『しろあとだより』 2020/12
  6. 「大阪陣屋サミット‐陣屋の魅力と歴史的価値‐」 その他 『大阪大谷大学歴史文化研究』 2019/03
論文
  1. 「大阪平野における城下町の成立と城館・都市」、単著、仁木宏編『戎光祥中世織豊期論叢5 戦国・織豊期の地域社会と城下町 西国編』、2021/10
  2. 「聖地への築城と地域社会・城主 近江国野洲郡の小堤城山城を事例に」、単著、中井均先生退職記念論文集刊行会編『城郭研究と考古学』、2021/05
  3. 「高槻城主高山氏の動向と「かくれキリシタン」の成立」、単著、『しろあとだより』、2021/03
  4. 「元亀四年の足利義昭の挙兵と淀川水系の城郭」、単著、『しろあとだより』、2020/12
  5. 「永禄十一年の足利義昭・織田信長の上洛と芥川城」、単著、『しろあとだより』、2020/03
  6. 「飯盛城と三好氏の拠点城郭」、単著、『飯盛城跡総合調査報告書』、2020/03

著書

  1. 『中世武士選書41 戦国摂津の下克上 高山右近と中川清秀』、単著
  2. 『図説 日本の城シリーズ2 大阪府中世城館事典』、単著
  3. 『戦国大名の権力と城郭3 松永久秀の城郭』、編者
  4. 『高山右近 キリシタン大名への新視点』、編者
  5. 『芥川城跡-総合調査報告書-』、共編者
  6. 『戎光祥近代史論集1 幕末の大阪湾と台場 海防に沸き立つ列島社会』、共編者

メッセージ

博物館は人々の営みを未来へ引き継ぎ、まちづくりや観光の面でも期待されています。そこで働く学芸員は国家資格の専門職で、自身の専門研究を進めつつ、海外からも注目される「日本らしい」文化財や貴重な資料を扱います。博物館への一歩を踏み出しませんか?その学びで得る視点や経験は、必ず個人の強みになります。

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