教員紹介

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山田浩史 YAMADA Hiroshi

学部・学科

国際学術研究院

職名

特任教授

学位	経営学修士（MBA、コロンビア大学）
所属学会	日本会計研究学会、国際会計研究学会
専門分野	国際会計、ディスクロージャー
略歴	東京大学経済学部卒業。コロンビア大学経営学修士（MBA）を取得。パナソニック㈱にて連結決算（米国会計基準、IFRS）、ディスクロージャーなどを担当し、東京支社経理責任者、理事経理グループ経理渉外担当を歴任。また、非常勤で、企業会計基準委員会（ASBJ）委員、国際会計基準審議会（IASB）世界作成者フォーラム（GPF）メンバーを歴任。その後、大阪経済大学大学院経営情報研究科客員教授、同志社大学商学部・商学研究科客員教授を歴任。専門分野は、国際会計、国際的な会計基準のコンバージェンス、企業情報のディスクロージャー。 Hiroshi Yamada graduated from Tokyo University’s Faculty of Economics and Management and was awarded an MBA from Columbia Business School. He was in charge of consolidated accounting (U.S. GAAP and IFRS) and disclosure at Panasonic Corporation, where he also held the positions of Controller of the Tokyo Branch Office and Chief Accounting and Liaison Officer. He has also served as a member of the Accounting Standards Board of Japan (ASBJ) and the Global Preparers Forum (GPF) of the International Accounting Standards Board (IASB) on a part-time basis. After that, he served as a visiting professor at the Graduate School of Management Information Sciences of Osaka University of Economics and at the Faculty of Commerce and Graduate School of Commerce of Doshisha University. His areas of expertise include international accounting, international convergence of accounting standards, and corporate information disclosure.
担当科目	経営管理特殊講義III　(財務会計） MBA Courses on Selected Topics III（Financial Accounting)
お問い合せ	yamada.hiroshi@kuas.ac.jp

研究内容

研究分野は、国際会計、会計基準のコンバージェンス、企業情報のディスクロージャー。のれんと減損、収益認識などの会計基準の国際的なコンバージェンス、財務報告のディスクロージャーのあり方（我が国の法定開示、四半期開示の見直し等）を研究しています。さらにサステナビリティ開示（環境、社会、ガバナンス等）基準の国際的なコンバージェンスの進展についても関心を向けています。

研究キーワード	国際会計、会計基準のコンバージェンス、のれん、ディスクロージャー

論文	「作成者から見たIFRS導入の影響と課題」『企業会計』（2009年3月）「財務諸表作成者から見た収益認識会計基準（案）の課題と展望」『會計』（2018年4月）「収益認識基準の実務論点」（全10回）『週刊経営財務』（2019年2月～6月）「FASBコメント募集『のれん等の会計処理』に提出されたコメントの動向の分析（速報）」『週刊経営財務』（2019年11月）「IASBディスカッション・ペーパー『企業結合－開示、のれん及び減損』に提出されたコメントの動向の分析（上）（中）（下）」『週刊経営財務』（2021年4月）「のれんの減損テストのためのIASBのヘッドルーム・アプローチ－検討の経過とその意義－」『同志社商学』第73巻第3号（2021年11月）「我が国の四半期開示の見直しの課題と論点－四半期開示の現状と四半期決算短信への一本化の具体的課題について－（前編）（後編）」『週刊経営財務』（2022年7月）

論文

「作成者から見たIFRS導入の影響と課題」『企業会計』（2009年3月）
「財務諸表作成者から見た収益認識会計基準（案）の課題と展望」『會計』（2018年4月）
「収益認識基準の実務論点」（全10回）『週刊経営財務』（2019年2月～6月）
「FASBコメント募集『のれん等の会計処理』に提出されたコメントの動向の分析（速報）」『週刊経営財務』（2019年11月）
「IASBディスカッション・ペーパー『企業結合－開示、のれん及び減損』に提出されたコメントの動向の分析（上）（中）（下）」『週刊経営財務』（2021年4月）
「のれんの減損テストのためのIASBのヘッドルーム・アプローチ－検討の経過とその意義－」『同志社商学』第73巻第3号（2021年11月）
「我が国の四半期開示の見直しの課題と論点－四半期開示の現状と四半期決算短信への一本化の具体的課題について－（前編）（後編）」『週刊経営財務』（2022年7月）

著書

1.『研究開発費・ソフトウェアの会計と税務』（共著、税務研究会出版局、1999年）
2.『企業経営と年金問題』（共著、税務研究会出版局、2000年）

メッセージ

会計基準は世界各国でIFRS（国際会計基準）の採用またはIFRSへのコンバージェンス（収斂）が進展し、最近はサステナビリティ情報の開示を拡充する動きが進んでいます。日本の国際的な大手企業での経理・財務の実務経験や企業会計基準委員会（ASBJ）で会計基準の開発に関与した経験をもとにした授業を通じて、ビジネスの基本である財務会計の実践的な知識を学んでいただきます。

Accounting standards have been progressively adopting IFRS (International Financial Reporting Standards) or moving towards convergence to IFRS in many countries around the world, and recently there has been a move to expand the release of sustainability information. Through lectures based on my practical experience in accounting and finance at a major international company in Japan, and my involvement in the development of accounting standards at the Accounting Standards Board of Japan (ASBJ), you will learn practical knowledge of financial accounting, the foundation of business.