假谷 ゆかり KARITANI Yukari
  • 健康医療学部 看護学科
  • 講師
教員プロフィール
専門分野

基礎看護学

所属学会

日本看護科学学会、看護人間工学会、日本看護研究学会、日本看護技術学会、日本健康医学会

担当科目

ヘルスアセスメント、看護基本技術論、看護生活技術論、看護治療支援技術論、地域包括ケア実践プロジェクトⅠ・Ⅱ、看護研究Ⅱ、情報リテラシー、看護統合実習、基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ

学位

看護学博士(武庫川女子大学)

略歴

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 博士前期課程修了

同志社女子大学看護学部 助教

関連リンク

研究内容

看護技術は人の命、安全、安楽、安心、自立・自律に大きく影響します。看護師がベッド上で患者様の身体の動きを支援したり安楽な体位に調整したりする時には、安全で安楽な看護を提供するとともに、看護師自身の身体に負担の少ない身体の使い方で動作が実施できることと、摩擦力を軽減して少ない力で患者様の身体を動かすことができる用具等を活用して職業性腰痛を予防することも大切です。そのため、看護師の動作時の重心の動きや筋力は器械で測定し、看護師の身体的負担感と患者様の安楽性については身体に生じた主観的な感覚を評価していただいて看護技術のエビデンス(根拠)を構築する実験研究に取り組んできました。

研究内容一覧
研究キーワード

看護技術、安楽、ボディメカニクス、腰痛予防対策

論文

假谷ゆかり, 伊部亜希, 田丸朋子, 本多容子, 片山恵, 向山広子, 阿曽洋子. (2019).ベッド上での水平移動時における看護師の腕の差し入れの深さからみた作業効率性の検討. 武庫川女子大学看護学ジャーナル, 4. 97-107.

假谷ゆかり, 阿曽洋子, 片山 恵, 岩﨑幸恵, 木村淸子. (2020).臥床患者の背上げ後の背抜きに対する看護師の身体的負担の検証-素手による方法とグローブを用いた方法の筋活動および身体への負担感の比較-. 日本健康医学会雑誌,29(1).61-70.

岡田朱民, 假谷ゆかり, 那須さとみ, 小山敦代.(2021).健康な女子学生を対象とした泡による足浴のリラックス効果.看護実践の科学,46(6).60-68.

假谷ゆかり, 木村 静,岡﨑和子.(2023).基礎看護学における快適な療養環境を整備する看護技術教育―自作のベッドメーキング教材シーツを用いたデモンストレーションの工夫―同志社看護,8.41-45.

メッセージ

この人にとって大切なことは何か?と、温かな関心をもって人を見つめて必要な看護を真摯に考えて、解剖学・生理学、病態生理、検査、治療、看護の知識を活用し、誠実に心をこめて1人ひとりの方に看護ケアを実践していきましょう。みなさまと一緒に学べることを楽しみにしています。