「バイオテクノロジー産業の最前線」～社会の第一線で活躍中の方のお話しを聴く～「着色料と食品設計＜色を付ける価値と活用技術＞」理研ビタミン株式会社食品改良剤開発部イノベーションセンター第4グループ：藤原和広グループリーダー【バイオ環境学部】

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「バイオテクノロジー産業の最前線」～社会の第一線で活躍中の方のお話しを聴く～「着色料と食品設計＜色を付ける価値と活用技術＞」理研ビタミン株式会社食品改良剤開発部イノベーションセンター第4グループ：藤原和広グループリーダー【バイオ環境学部】

2022年12月26日トピックス

「バイオテクノロジー産業の最前線」は、バイオ環境学部の2年生以上が対象の科目です。社会に出てからのキャリアアップを目的に、15回にわたってオムニバス形式で開講しています。産業界（食品、化粧品、医薬品、等）あるいは研究機関の第一線でご活躍されている方を講師にお招きし、講演いただいています。
第13回は、食品添加物、その中でも着色料の研究・開発を行っている理研ビタミン株式会社食品改良剤開発部イノベーションセンター第4グループの藤原和広グループリーダーに「着色料と食品設計＜色を付ける価値と活用技術＞」と題してご講演いただきました。
理研ビタミン株式会社では、お馴染みのわかめスープやノンオイルドレッシングだけでなく加工食品用の各種エキスや食品添加物も製造、販売されています。この中でも特に着色料は、本学バイオ環境学部のある亀岡市内の工場で製造されていると聞いて、意外と身近な会社なのだと学生たちも感じたようです。

食品添加物の中でも着色料の注目度は高いとは言えません。藤原先生にはご当地ラーメンのスープと麺の色の組み合わせや、お菓子の色づけなど、具体的な事例を通して着色料の必要性を説明していただきました。

また、おにぎりに梅干しの色が移らないようにする商品の開発の話を聞いて、一度は手に取ったことのあるような身近な話に学生たちも感心した様子でした。

次回は、2023年1月6日（金）午後1時20分から、カゴメ株式会社東京本部健康事業部長の菅沼大行先生を講師にお招きして開催します。

（バイオ環境学部教授　藤田裕之）

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