2025年度実習先企業:京都信用金庫(コミュニティ・バンク京信)

実習生:杉原 百香さん(経営学科3年) 山崎 菜月さん(経営学科3年)
杉原さんは西陣支店、山崎さんは守山支店で、5月から7月まで3ヶ月間の長期企業実習を行いました。それぞれ支店での金融関連業務に加えて、各地域でのイベント企画・実行など、さまざまな経験をすることができました。今回の実習では、「実習店舗周辺の地域の課題と理想の地域を検討し、持続可能な地域を実現するために、コミュニティ・バンク京信としてどのようなまちづくりを実践していくか」を提案する課題が与えられました。人事部のみなさま、各支店の支店長様や職員の方々からサポートを受けながら、両名ともコミュニティバンク京信の取り組みを直に学び、価値ある実習を行うことができました。
(実習担当教員:神田正樹)

実習生:杉原 百香さん(経営学科3年)
私は西陣支店で主に開店作業・閉店作業、入出金や両替作業などの幅広い金融業務を経験しました。
特に3ヶ月の実習の中で印象的だったのは洛中エリアで開催された創業前から創業5年以内の事業者様を対象としたイベントに参加させて頂いたことです。私たち学生が普段関わる機会がない事業者様から事業や直面している課題について直接お話を伺うという大変貴重な経験することができました。また西陣支店内で開催された「夏祭り」イベントで「食」をテーマにしたクイズの企画・開催も経験しました。子供たちや保護者の方が対象だったため、どうすれば地域のお店の魅力が伝わるのか考える中、営業担当の方々にも協力して頂き、相手の立場に立つ大切さを学びました。
この3ヶ月間の実習を通じて、お客様と共に課題解決に向けて伴走する「おせっかいバンカー」の姿勢を学びました。営業担当の方々がお客様の悩みを積極的に聞き、共に課題に向き合う姿を見聞きし金融業務に留まらずコミュニティ・バンク京信ならではの暖かい取り組みだと感じました。
今後はコミュニティ・バンク京信で学んだ「おせっかいバンカー」の姿勢を活かして課題解決に向けて伴走できる立派な社会人になりたいと思います。
実習生:山崎 菜月さん(経営学科3年)
私は守山支店で、主に開店・閉店作業、入出金や両替など、幅広い金融業務を経験させていただきました。また、営業同行やQUESTIONでの研修、実習中に参加させていただいたイベントを通して、コミュニティ・バンク京信の取り組みについて理解を深めることができました。
実習の中で特に印象に残っているのは、守山支店で開催された夏休み親子イベントです。企画前のミーティングから参加させていただき、イベントがどのように企画・準備されるのかを学びました。さらに、当日はクイズの出題を任せていただき、お客様の前に立つという貴重な体験をさせていただきました。
この3ヶ月間を通して、お客様に寄り添う「おせっかいバンカー」としての姿勢や、お客様との関係づくりの大切さを学ぶことができました。守山支店や人事部の皆様には常に親身に接していただき、質問や相談のしやすい環境で実習を行うことができました。皆様のおかげで、楽しく充実した時間を過ごすことができたと感じています。皆様、本当にありがとうございました。
これからは、今回の実習で学んだことを活かし、自分らしく責任感持って社会人として成長していきたいと思います。
【企業様からのメッセージ】
コミュニティ・バンク京信人事部 中村篤人様
今回の実習では、「実習店舗周辺の地域の課題と理想の地域を検討し、持続可能な地域を実現するために、コミュニティ・バンク京信としてどのようなまちづくりを実践していくか」を課題として、3カ月間営業店で就業していだだきました。
日々の業務については、窓口での接客や営業担当者とお客様への同行訪問など一通りの業務を経験いただき、金融機関の日常を深く知っていただけたと思います。杉原さん・山崎さん共に、初めは慣れない環境での緊張や不安から持ち前の自分らしさを発揮できていなかったようでしたが、徐々に周囲の職員とのコミュニケーションが活発になり、明るく元気に自分らしく働いておられたように感じます。
課題については、どのように進めたらよいのか悩み、不安な気持ちだったと思います。各支店の職員と相談しながら、最終的にはそれぞれ地域でのイベントを企画し、実行していただきました。参加された地域の方々に楽しんでいただき、コミュニティ・バンク京信らしい取組を肌で感じることができたのではないかと思います。
私達コミュニティ・バンク京信は、地域の皆様と共に、お客様の夢の実現や社会課題を解決していくことに情熱を注ぎ、心で仕事をすることを大切にしています。今回のインターンシップを通して自分自身が感じたことをきっかけとして、これからも自分の想いを大切にして、何事にも心を込めて取り組まれていくことを期待しています。




