バイオ環境学部 食農学科

研究室・センター紹介

新種苗開発研究室

地域密着型の野菜の開発や普及、さらに地域の特徴を活かした特産品の創出などにより、亀岡地域の農業に貢献します。例えば、熱帯生まれの粘りの強い「かめまるいも」(アラータイモと呼ばれるヤマノイモの仲間)、真夏でも収穫可能で食味の良いナガササゲ「なつさや」、さらに、サラダ感覚で利用可能なツケナ「京丹波菜」など、亀岡京野菜の開発や普及に取り組んでいます。
佐藤 隆徳 教授 Researchmap

食資源生産研究室

私たちの食を支えているイネやムギ、マメ類などの普通作物を対象に、品種改良や栽培・品質特性に関する研究を通じて、食資源の生産向上に寄与することを目指しています。例えば、アズキではDNA解析技術などを利用しながら、京都に古くから伝わる在来品種、いわゆる遺伝資源を素材に、画期的な品種の育成に取り組んでいます。
船附 秀行 教授 Researchmap

農地環境研究室

健全な農作物を育む健全な土壌を未来に残していくためにどんな手立てを講じていけば良いのか?科学的にアプローチして考えます。京野菜や宇治茶、丹波黒大豆や大納言小豆、いずれも農耕地の土壌、耕す人、周辺の自然環境に育まれてきました。これら伝統的な地域産品が持続的に生産される土壌管理の望ましいあり方について、先達が積み重ねてきた技術を検証しつつ、新たなイノベーションを生み出すよう取り組んでいます。
藤井 孝夫 特任教授   

農業経営研究室

「食」と「農」は、私たちが生きていく上で必要不可欠なもので、「食」と「農」、さらに「地域」は深く関わっています。農山漁村では、「農」により「食」の生産の場としての役割だけでなく、その地域で農業を継続して行われることで、洪水や土砂崩れの防止、生物多様性の保全、伝統文化の保全など多くの役割があり、日本国民全員が享受しています。「食」「農」「地域」の関連性に着目して、質的・量的な研究を行っています。
坊 安恵 講師 Researchmap

食品機能・分析学研究室

食品には単に栄養素としてだけではなく、身体の機能に影響を及ぼす成分も多く含まれています。その中でも、生活習慣病を改善できるような活性に着目し、このような活性をもつ食品を探索して、新たな機能性を持つ食品を探し出します。これと同時に、その食品に含まれている活性成分の構造を分析したり、さらには動物やヒトでの効果確認を行ってエビデンスを積み上げて、健康寿命延伸に寄与できるような食品開発を目指します。
藤田 裕之 教授 Researchmap

食品開発研究室

亀岡キャンパスが位置する京丹波地域は伝統野菜の生産が盛んですが、近年、農業従事者の高齢化や後継者不足が大きな問題となっております。そこで、持続可能な農業生産を目指したブランド野菜の育種や栽培、これら野菜を活用した加工食品の開発が進められています。本研究室では地域との連携により、ブランド野菜の美味しさを生かした加工食品の開発をおこない、6次産業化の促進による地域活性化に取り組んでいます。
四日 洋和 講師  Researchmap

発酵醸造学研究室

お酒や味噌、醤油、漬物、ヨーグルトなど、現代人にとっても伝統的な発酵食品は身近で欠かせないもの。この研究室では、京都丹波の発酵・醸造企業群と連携しながら、発酵醸造物の分析や醸造微生物の解析と、それらを通じた製品の開発改良に取り組みます。また植物から新規な微生物を探索し、それらが持つ特異な機能を解析、新しい発酵食品の開発や環境にやさしい農業資材としての利用を目指します。
井口 博之 准教授 Researchmap

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食品加工研究室

各種の食品を加工する工程とそれらの過程で生起する現象を解説する食品加工学および食品の力学的特性などの品質とそれらの評価に関する食品品質学(食品物性学)の教育を担当し、食品加工プロセスを構成するそれぞれの操作(単位操作という)および反応操作の合理的な設計、運転法に関する食品工学(食品を造る基礎科学)に関する研究を行っている。具体的な課題は別項目をご参照ください。
安達 修二 特任教授 Researchmap

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開発センター

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