工学部
機械電気システム工学科
Department of Mechanical and Electrical Systems Engineering
京都太秦キャンパス
ABOUT

工学を通じ、自分と社会を学び、
めざしたい道をつかむ4年間。
工学は、あらゆる産業や生活と深く結びついています。どんなものづくりにも工学が必要ですし、医療や農業の進化も工学とは切り離せません。ロボットはこれから先、産業用だけでなく医療用・家庭用にも展開されていくでしょう。そんな工学をうまく社会に活かす人材を世に送り出すため、本学の工学部では他に類を見ない実践重視の教育プログラムを用意しています。英語については、1年生には週に10コマを充てるなど、集中的な実践型教育を行います。専門科目は英語で実施され、グローバルに活躍するエンジニアを目指します。3,4年生では、企業が直面する課題にグループで取り組むキャップストーンプロジェクトに取り組み、プロのエンジニアとしての視点を身に着けます。
Be a Street-Smart Global Engineer!
工学部の学びの舞台となる南館。
2020年4月開設。
GALLERY 「使いたいときに使える 工房」
学科の特徴FEATURE

医療、農業、産業をはじめ、あらゆる分野と密接に関わる工学。どの分野でも活躍できるよう、物理・数学・情報処理などの基礎学習から、機械製作やメカトロ実験などの実習まで、実践重視の教育カリキュラムを用意しています。専門科目は英語で実施されるため、1年生から英語の実践教育を徹底。3,4年生では、グループで企業の現場の課題に取り組むキャップストーンプロジェクトで、プロのエンジニアの視点を身につけます。
実践&社会とつながる学びで
社会を動かす人材へ。
1
専門性
分野横断、専門科目授業で鍛える俯瞰力
例えばモータひとつとってみても、それらを支える基礎技術・応用技術だけでなく、さらなる進化を可能にする技術革新の手法など、さまざまな要素が密接につながりあっています。本学の工学部では、各領域のエキスパートが教員として授業やゼミ、プロジェクトを担当します。
2
EMI(English Medium Instruction )
英語 "で" 学ぶことで実践的な英語力を身につけ、世界で活躍できるエンジニアへ
EMIとは英語で教えることです。工学部の約半数は留学生なので講義はすべて英語で行われます。国際的な環境で異なる文化や風習の友人と議論、交流することで、 英語力の向上と世界観を広げることができます。
【世界で活躍する力を育む英語教育】
工学部では630 時間の英語教育を行います。ベルリッツ® と連携し日常英語に加えて工学の専門英語も学びます。レベルに応じてクラス編成されるので、理解度にあわせて着実に英語での専門科目授業にも適応でき「英語で学ぶ」を実践します。
【ダイバーシティ豊かな環境の中で国際感覚を身につける】
工学部の約半数は留学生。さまざまなバックグラウンドを持つ学生たちと、ともに高め合える環境に進化しています。また、専門の教員も3 分の1 が海外出身。多様性ある環境で言語や考え方などさまざまな違いに触れ、国際感覚を身につけます。
3
キャップストーンプロジェクト
企業で即戦力となりうる技術職としての力を修得
企業が、社会が、研究対象日本初の「キャップストーンプロジェクト」
工学部での取り組みの総仕上げとして、4 年生で「キャップストーンプロジェクト」を、3 年生ではその準備段階として「プレキャップストーンプロジェクト」を行います。国内外の企業が実際に抱えているビジネス課題と向き合い、企業の方々と協働しながらプロジェクトを進めていくリアルな体験は、「究極のインターンシップ」とも言えます。
【2022年度キャップストーンプロジェクト参画企業】
NSW株式会社、株式会社キャステム、株式会社島津製作所、株式会社SCREENホールディングス、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、ニデック株式会社、ペンタリンク株式会社、マイクロニクス株式会社、株式会社松井製作所、株式会社Monozukuri Ventures、ローム株式会社(社名五十音順)
2023年度にはさらに多くの企業が参加予定です!
工学部での学修を充実させるためのサポート体制
工学部は1年生の秋セメスターから、外国人留学生とともに英語で工学の専門分野の学びを深めていきます。
工学部での学修を充実させるために、さまざまなサポート体制を整えています。
●学生1名に3名の工学部教員がアドバイザーとして付き、大学生活をサポートします。
●1年生の秋セメスターに受講する「工業数学」「物理工学」に向けて、春セメスターに本学部での学びに必要な高校数学を学ぶ「リメディアル数学」講座を実施します。(授業は日本語でおこないます)
●1、2年生の専門基礎科目では、授業担当教員に加えて複数名の教員を教室内に配置して、学生のみなさんをサポートします。わからないところがあればいつでも質問できます。また、英語で授業を実施しますが、日本語での補足もおこないます。
●全学生が利用できる「英語サポートデスク」とともに工学部独自の「学習支援室」を設置しています。10名程度のスタッフが常駐し、休み時間、放課後など授業時間外でもいつでも質問できる環境を整えています。
卒業後の進路
自動車、電気、重電、弱電、モータ、ロボット、機械、化学、電機、情報処理、商社、大学院
活躍する主要な産業分野は電気自動車、ロボット、ドローンなどに代表されるメカトロニクス分野を中心に拡大。
授業ピックアップPICKUP

デザイン基礎
ロボット構築、マイコンを利用したシステム構築、スマートフォンを活用したシステム構築の三つのテーマから一つを選んで、システムデザインの基礎知識を身につける、入学して最初に取り組む授業です。例えば、ロボットシステム構築のためには、歯車などの機構、多様なセンサによる周囲情報の取得、モータの駆動、それらを制御するプログラムなど、さまざまな知識が必要です。それらを体験を通じて学び、モノづくりの楽しさを実感します。
先生・
学生から一言VOICES

先生から一言
工学部 機械電気システム工学科
フアット・クチュク 講師
スマートモータ技術と発電機技術で環境問題に貢献する
電気自動車やドローンに搭載するモータを高効率化することは、化石燃料の消費を減らし、地球温暖化を防ぐことにつながります。私の研究室では、新素材やスマート制御技術を駆使した高効率モータや、再生可能エネルギーによる低コスト発電も可能にする、小型かつ高効率な発電機の開発を目指しています。

在学生の声
工学部 機械電気システム工学科
西堀 真衣さん
滋賀県立草津東高等学校出身
最先端の技術力を身につけて
世界に通用するエンジニアへ
KUASの工学部を選んだのは、外国人の先生がたくさんいて、英語の科目はもちろん専門科目の授業も英語で受けられるから。最初は難しく感じましたが、回を重ねるごとに理解が深まっている実感があります。また、最先端の機械が揃っていることも大きな魅力。実習では実際に操作してモノづくりを実践できます。何より、プログラミングの楽しさに気付けたことは大きな収穫。ここで、将来の「なりたい自分」が見つかりました。今後も専門技術を学びながら英語力を伸ばし、世界で活躍できるエンジニアを目指します。

在学生の声
工学部 機械電気システム工学科
藤谷 月帆さん
京都市立塔南高等学校出身
新しい超音波モニターを
開発することに挑戦しています。

在学生の声
工学部 機械電気システム工学科
笠島 躍真さん
京都美山高等学校出身
今までに誰も
見たことのないものを
作りたい

在学生の声
工学部 機械電気システム工学科
Nisha Ranadiveさん
Rock Ridge High School(USA) 出身
I want to design
my own
3D Printer.
工学部の先生に聞いてみた
動画Movie
基本情報BASICINFO
関連リンク
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