大学院

さらなる探究に向けて
京都先端科学大学大学院で新しい世界へ
京都先端科学大学大学院は、従来の経済学研究科、経営学研究科、人間文化研究科、バイオ環境研究科、工学研究科に加えて、2026年度より新たに「健康科学研究科(仮称)※」を設置し、6研究科体制となる予定です。
新たに設置する健康科学研究科は、医療・保健・福祉・健康スポーツといった分野において、実践と研究を往還しながら、地域社会や国際社会の健康課題に貢献できる高度専門職業人の育成を目的としています。現代社会における「健康」の重要性が高まる中、本研究科はその中核を担う教育・研究拠点として、大きな期待を集めています。
本学大学院では、いずれの研究科においても、新たな学術の開拓や、イノベーションを生み出す人材の育成をめざしています。修了生には現代社会が直面する近未来の困難な課題や多様な社会ニーズに対して、次のような資質を備え、主体的に社会に貢献していくことを期待しています。
1)経済学研究科では、「幅広い分析能力と問題解決能力」を兼ね備えた職能人材
2)経営学研究科では、激変する「国際的な経営環境の中でレジリエントに対応」できる経営人材
3)人間文化研究科では、「文化・社会・人間の心を複眼的に追求」した専門知識を学修し、現代社会の様々な場面で活躍できる人材
4)バイオ環境研究科では、人間を含む全ての生命体が構成するバイオ環境の維持・発展のための研究、研究から社会実装までを視野に入れた「地球環境創成をリード」する人材
5)工学研究科では、「知識を“融合”し“創造”」することで、次世代の産業と新たな価値の創出に貢献できるプロアクティブ・グローバル人材
6)健康科学研究科(仮称)※では、医療・保健・福祉・健康スポーツの分野で、科学的根拠に基づいた実践と研究を往還し、健康社会の実現を支える高度専門職業人
※2026年4月開設予定(設置認可申請中)内容は予定であり、今後変更になる場合があります。
どの研究科においても求められるのは、人間への深い理解と、社会システムを実装するための知恵・知識と、それらを使うことのできる「チカラ」です。
京都先端科学大学大学院は、世界が必要とする学術と人材を輩出する場として先端的な研究を推進し、未来への価値を創り出していきます。
そして、大学院学生の皆さん一人ひとりが描く夢、未来を実現できるよう、教員、職員は一丸となって支援いたします。

前田 正史 MAEDA Masafumi
工学博士、東京大学 工学部卒 工学系研究科 博士課程修了。
金属生産工学、資源リサイクル。
2019 年4 月京都先端科学大学 学長。