健康医療学部
看護学科
看護学科Department of Nursing
京都太秦キャンパス

人に寄り添い、からだとこころの健康を守る。
超高齢社会を迎えたわが国では、リハビリテーションへの対応や生活習慣病対策を中心に、健康や医療に関わる人材へのニーズが今後ますます高まってきます。例えば、看護の現場では、医療技術の高度化に対応できる高い専門性を持つ看護師が増えてくるはずです。健康・運動科学と基礎医学の知識を併せ持つ人材は医療機関、行政機関で求められています。本学科では、人々に寄り添い、からだとこころの健康の実現に貢献できる看護師・保健師を育成します。
身につくスキル
大学共通コア科目として、社会人として必要な日本語リテラシー、数的処理、IT技能、さらにはグループワークや身体活動を通じてコミュニケーション・スキルを身につけます。また、特に、必修化の英語・英会話科目を通じて、グローバルな社会で必要な英語でのコミュニケーション力を高めます。
専門コースとして、「看護師コース」では看護実践力・看護を探求する力・コミュニケーションが、「保健師コース」では公衆衛生看護実践力・チームにおける協働力・生涯研鑽し続ける力を養います。
将来の進路や働く場所
- 医療機関(病院、診療所、クリニックなど)、訪問看護ステーション
- 保健所、市町村、事業所
など
POINT学びのポイント
在宅看護援助論演習
「在宅看護」とは、療養者の家庭を訪問して、日常生活をサポートする技術や医療処置の管理を行うことです。療養者やご家族が、何を大切に生きてきたのか、何を大切にこれから生きていくのかを理解し、療養者の望む生活を大切にしてケアをしていくことが重要です。3年生の秋学期に実施する在宅看護援助論演習では、4年生で行う在宅看護学実習に向けて家庭訪問技術を学びます。学生が看護師役、療養者役、家族役に分かれ、それぞれの立場を経験するロールプレイング方式で、初回訪問を想定した、玄関先でのあいさつや所作、三者での会話などを実践します。この演習内容を録画して演習後に再度確認できるようにすることで、各自の振り返りやグループワークに役立てています。特に療養者宅では、マナーは勿論、言葉遣いや話すスピード、声の大きさなど療養者・家族との会話も重要です。演習を通して、自身のコミュニケーションの取り方が最適かどうかを再考し、また、短時間で療養者や家族から的確な情報を把握することの必要性や、療養者の生活の場で何を大切にしたらよいのかを理解していきます。

受験生へのメッセージ
EXCLUSIVE看護学科でしかできないこと
看護師コース
病院、診療所、施設において、対象となる方の療養の世話や診療の補助を行ったり、訪問看護ステーション等に勤務して地域で暮らす療養者・家族のケアを行ったりする看護師をめざします。学内では、専門的な知識を身につけ、看護技術の演習を行います。1年生から病院で看護師の活動の場を見学し、2年生から4年生の臨床実習でさまざまな看護活動を経験します。
保健師コース
地域で生活する人々の健康を守るため、保健所や市町村で保険センター、事業場(会社や工場等)などで活動する看護職である保健師をめざします。看護師の課程に加えて特定の科目を履修することで、国家試験の受験資格を取得できます。また、保健師資格を取得し、特定の科目を履修した人が申請を行うことで、養護教諭二種免許を取得できます。
実習・演習の充実
看護学科の実習先は、京都を中心とした地域の基幹病院です。知識の詰め込みで終わらないように臨床自習科目や演習科目を体系的に配置し、将来必要となる臨床技術を確実に習得していきます。
経験豊富な教員陣
本学科には、健康医療に関する幅広い分野の教育・研究・臨床経験豊富な教員が揃っています。人々の健康を支える職業人として求められる、知識・技能・姿勢を伝えていきます。
機能的な教育・研究設備
2015年に開設した京都太秦キャンパスには、最新の教育・研究設備が充実しています。
ABOUT看護学科をもっと知りたい!
入学したら何を学ぶ?
学びの特徴をチェックしよう!
KUASの学びの特徴は学部共通科目、学科専門科目、大学共通科目に分かれており、実学を追求するKUASらしい豊富なカリキュラムを受講することができます。
