GIP(海外企業留学)
海外でビジネスを学び、語学力と国際感覚を磨く。
国際化の時代に対応できるビジネスパーソンへ。
グローバル・インターンシップ・プログラム(GIP:Global Internship Program)は、学生が在学中に東アジア地域の協定大学等で語学学習を行い、その後に現地の海外企業・海外進出企業に企業留学し、語学力の向上ならびに海外企業での実務をとおして、世界的(グローバル)な視野を持ち、社会で活躍できる人材を育成するための教育プログラムです。
現在の主な内容は、約2か月半中国・南通大学での中国語学習と中国を中心にした東アジアの経済社会の実態を学修した後、約2か月半中国企業・中国進出企業・団体に企業留学し、海外においてどのようにビジネスが展開されているか、身をもって体験します。
海外インターンを経験し、自分に自信が持てるように

(小松大谷高等学校出身)
2019年3月から8月までの半年間、中国に滞在しました。最初の3カ月間の語学研修では、現地の学生の学ぶことに対する前向きな姿勢に刺激を受け、モチベーション高く学習に取り組むことができました。その後は上海市内の企業での実習に参加。社内プレゼンの機会を与えていただき、片言の中国語ながらも実習生として事業改善案を提案したり、工場で検品作業を行ったりと、慣れない環境の中、新鮮な気持ちで充実した時間を過ごすことができました。GIPに参加したことで、主体性をもって行動すること、粘り強くやり遂げることを学び、自分に自信が持てるようになりました。この経験を、将来に活かしていきたいと思います。
2023年度 経済経営学部「海外長期インターンシップ」(GIP:Global Internship Program) スタート!
2023年度の「海外長期インターンシップ」(GIP: Global Internship Program) は、コロナ禍の影響により現地(中国)への留学と企業実習を見合わせ、一部の授業を除いてオンラインで実施します。
今年度は経済学科3年生4人、経営学科3年生1人の計5人が、2月から7月までの半年間、経済経営学部ならではの視点と専門性を活かした多彩なプログラムに参加します。
【2023年度 GIPスケジュール】
2月~3月 オリエンテーション
「現代アジア事情A」
2月~3月 中国語および中国文化の学習
4月~5月 南通大学授業(オンライン):「中国文化」、「中国経済」
5月 南通大学日本語専攻学生とのオンライン交流セッション
「海外企業実務A」
4月~5月 本学教員による事前授業:「中国の国際関係」、「東アジア ダイナミズムと労働移動」「中国経済の基礎知識」、「企業執行役員による特別講演」、「企業法務・税務の基本」、「中国企業経営:人事の経済学」、「経営分析の基礎・財務会計」
6月~7月 企業実習(オンライン・インターンシップ)
9月~10月 オリエンテーション
10月 成果報告会と修了式
2月〜3月:オリエンテーション
GIP参加学生の最初の顔合わせと、本学教員によるオリエンテーションが行われました。

2月〜3月:中国語学習
GIPの参加学生は、南通大学(中国 江蘇省南通市)のオンライン授業と中国・上海に拠点を置く日系企業でのオンラインインターンシップに臨みます。そのための事前学習として2月~3月の2か月間、中国語の文法と会話を学習しました。

4月~5月 本学教員による事前授業
本学教員による全7回の事前授業を受けました。

4月〜5月:南通大学オンライン授業と交流セッション
4月から5月末まで、京都先端科学大学と中国の南通大学をオンラインでつなぎ、南通大学の先生方による「中国経済」と「中国文化」の2科目の講義を受講しました。
また、5月16日、5月23日、および5月30日の3回にわたり、京都先端科学大学GIP参加学生と、南通大学日本語学科生とのオンライン交流セッションを行いました。日中の大学生活や文化の違いなどについて、両大学の参加学生全員が発表しました。また毎回のセッションでは、日中の学生が数人ずつのグループに分かれて積極的に意見を交換し、交流を深めました。
オンライン交流セッションの様子
(経済経営学部教授 GIP推進委員 山下勤)