京都先端科学大学

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Department言語聴覚学科

言語聴覚学科 [太秦]

更新日:2019年5月20日(月)
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臨床の問題解決に挑む言語聴覚士をめざす。

専門家の先生のもと
信頼される医療人として成長したい。

言語聴覚学科は少人数制。高次脳機能、嚥下、聴覚、発声発語、言語発達といった分野の専門家の先生方が、ゆっくりと丁寧に教えてくださり集中して学べます。学んだことを体験して理解する実習も豊富。キャンパスの近くの幼稚園で子どもたちを対象に言葉の発達を診たり、聴覚検査室など多彩な設備を利用して検査のスキルを磨いたり、言語聴覚士としての基礎を固めています。3年生に予定されている病院などでの評価実習で、患者さんに信頼してもらえる医療人としての力がどれだけ身についたか試したいと考えています。

健康医療学部 言語聴覚学科3年生 髙橋 悟さん
京都府立京都すばる高等学校出身

誠実な心と、専門家としての知識や技術を持つ問題解決力の高い言語聴覚士を育みます。

言語聴覚士はコミュニケーションの専門家。「ことば」や「声」「聞こえ」の困難に対応するという意味だけではなく、対象の方々の抱える問題が何を原因とするのか、コミュニケーションを通して判断し、回復を支えるからです。誠実に対象の方々と向き合う姿勢がとても大切です。
また、医療・福祉の進歩は急速です。私の専門である高次脳機能障害の領域も日進月歩で進化しています。そのため学内で言語聴覚士の実務者向けの勉強会を開催し、また教員もさまざまな学会や研修会に参加して学び続けています。私たちとともに学び、問題解決力の高い言語聴覚士として活躍できる力を育んでください。

健康医療学部 言語聴覚学科 吉村 貴子教授

こんな人におすすめ

  • リハビリテーションの専門職として働きたい
  • 言語聴覚士の仕事に興味がある
  • 幅広い世代の人々の役に立つ仕事がしたい
  • ワーク・ライフ・バランスを考えながら一生働きたい

カリキュラムと身に付く力

基礎プログラム

4つの力を大学共通プログラムではぐくむイメージイラスト

※健康医療学部看護学科・言語聴覚学科では独自のカリキュラムを実施します。

基礎学力・技能
実用日本語・日常の物理学・生命と倫理・統計学やIT技能を幅広く学びます。
コミュニケーション力・リーダーシップ・協調性
グループワークや演習科目を通じて、コミュニケーションなどのスキルを習得します。
未来展望力
京都の歴史・カウンセリング論などのユニークな科目を、現代社会の諸問題に沿って学びながら未来を展望します。
英語・異文化理解
グローバルな社会で必要な外国語でのコミュニケーションや異文化理解について学びます。

専門プログラム

言語聴覚学科の学び

音声学や言語学で、声・発音やことばの仕組みを深く知り、基礎医学や臨床医学で様々な病気の状態とことばへの影響を学びます。脳科学や心理学についても学修することで、患者さんをより理解できるようになります。さらに、言語聴覚療法に関わる専門的な知識を、実践を踏まえた演習とともに学修します。
2年生、3年生、4年生で行う臨床実習では、「観て学ぶ」「観て習う」「習って行う」の段階的な実習で、臨床に必要なスキルを身につけていきます。
主に学ぶ言語聴覚療法の領域には図のようなものがあります。

きこえの障害・話しことばの障害・脳の損傷による言語障害・発達の障害・嚥下障害など

基礎

大学での学び方を身につけるとともに、言語学・音声学などことばの科学と、解剖生理学などからだの科学を学び、専門分野の基礎をつくります。

講義風景写真

専門

講義と実習を一体化して2コマ連続にしているため、座学で学んだことをその場で体験できます。最先端の機器を使って身体の異常を診る道筋を学びます。

講義風景写真

実践

総合病院やリハビリテーション専門病院で実施。2年生から4年生にかけて、見学実習・評価実習・総合実習の3ステップで観察力と行動力を磨きます。

講義風景写真

合格へ

4年生は国家試験対策に特化した「言語聴覚療法学総合演習」を受講します。教員のきめ細かな支えのもと、全員合格をめざします。

講義風景写真
得られる知識・能力
言語聴覚障害をもつ方とのコミュニケーション力
人間観察力
問題を解決しようとする行動力
考えをまとめる・伝える論理的思考力
就職先・進路
言語聴覚士(大学病院、総合病院、リハビリテーション専門病院、発達支援センター、介護施設、特別支援学校・ことばの教室、医療機器関連企業など)

授業Pick up

失語・高次脳機能障害学
健康医療学部 言語聴覚学科 能登谷 晶子 教授

言語聴覚士に必要な検査スキルや評価法を、
実践を繰り返して身につけます。

お話を聞いたり話したりすること、また記憶や注意の問題などを抱える患者さんに対して、障害の全体像を把握し、リハビリテーション法を施す知識とスキルを養います。言語聴覚士に必要とされる検査法は100以上ありますが、この授業では「標準失語症検査(SLTA)」など20程度の検査法が学習可能です。大学に高齢者の方を招いて検査をさせていただき、検査結果の解析を行うのも特徴です。検査演習の授業では複数の教員が立ち合い、3年次11月に行われる約1カ月間の評価実習も視野に入れてきめ細かく指導します。

Topics

言語聴覚士の所属機関割合 医療73.8%、老健・特養8.4%、福祉7.5%、養成校1.9%、学校教育1.8%、研究・教育機関1.3%、その他1.4%、不明3.9%

ますます社会的ニーズの高まる言語聴覚士。

言語聴覚士は、ことばときこえ、飲み込みに関わる評価・訓練・指導の専門家。国家資格を必要とする医療系の職種の中でも、今非常に注目されています。日本には言語聴覚士の支援を必要とする患者さんが650万人以上いるとされますが、2018年3月時点で言語聴覚士の資格を持つ人は全国で約3万1千人。慢性的な人材不足のため有資格者は引く手あまたの状況で、病院や発達支援センターなどの医療機関を中心に、福祉施設などにも活躍の場が広がっています。医療系の職種の中では夜勤や残業が少なく、育児などを含めて家庭と仕事の両立がしやすいのも特長です。本学科は、京都府・滋賀県では唯一、男女共学の4年制大学の養成課程です。現在、北は北海道から南は鹿児島県まで、全国から集まった学生が学んでいます。国家資格の合格率100%をめざすのはもちろん、言語聴覚士として一生を通して学び続け・働き続けることができる人材を、丁寧な指導で育成しています。


言語聴覚士の指導のもとで臨床を体験。

太秦病院と連携し、多彩な実践学習の機会を用意。

京都太秦キャンパスから徒歩すぐ、地域密着型の医療機関として60年以上の歴史を誇る太秦病院と連携し、言語聴覚臨床の見学や実習など多彩な実践学習の機会を設けています。1年生は全員が太秦病院の「聞く・話す・飲み込みセンター」を見学し、言語聴覚士の仕事の実際を学習。2年生以降の見学・評価・総合実習においても連携先として学生を受け入れています。また、本学科の教員は、言語聴覚士として太秦病院の言語聴覚臨床にも従事します。臨床の現場で得られた症例については授業や教員自身の研究活動などにフィードバック。附属病院のような親密なネットワークを築き、教育・研究の充実を図ります。

資格・就職

目標とする資格 *国家資格

  • 言語聴覚士*

卒業後の進路

医療法人徳洲会(徳洲会グループ) 宇治徳洲会病院、地方独立行政法人京都市立病院機構 京都市立病院、社会医療法人誠光会 草津総合病院、独立行政法人国立病院機構 三重中央医療センター、社会医療法人財団菫仙会 恵寿総合病院、医療法人社団緑野会 東京品川病院、社会福祉法人 京都社会事業財団 京都桂病院、株式会社ワコールホールディングス など

Newsお知らせ

言語聴覚学科の教育目的

言語・聴覚や摂食・嚥下分野の基本的な評価と訓練・指導の技術を修得し、さらに基盤となる分野(科学)と幅広い分野(教養)の知識を備え、患者の状態を理解し、リハビリテーションに関する問題を医師らと連携しながら解決できる言語聴覚士の育成を目指す。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

  1. 知識・理解
    • 1.1 言語聴覚療法に必要な専門的知識・技能を他領域の知識と関連づけながら修得し、言語聴覚障害分野における諸問題を解決するために活用できる。
  2. 技能
    • 2.1 言語聴覚士として、適切な方法を用いて必要な情報を収集し、活用できる。
    • 2.2 対象児・者と信頼関係を築き、言語聴覚士として安全で効果的なリハビリテーションを実践できる技術を身につけ、問題を解決するための方策を立て、実践することができる。
  3. 思考・判断・表現
    • 3.1 言語聴覚障害学分野に関して修得した知識、技能ならびに経験を活かして、複眼的思考で自らの考えを論理的に組み立て、表現できる。
    • 3.2 自ら設定した言語聴覚障害学分野の主題について、収集した資料を客観的に分析しながら、批判的に考察できる。
  4. 関心・意欲・態度
    • 4.1 医療の高度化や変化に対応し、言語聴覚士として生涯にわたり、知識や技能の研鑽に努め、常に向上心を持って、その問題の解決のために粘り強く主体的に行動できる。
    • 4.2 豊かな人間性とコミュニケーション能力を持ち、リハビリテーション領域におけるチーム医療を推進しながら、自律的な職業人として行動できる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. 教育課程編成
    • 1.1 職業人としての基礎力、人間性および倫理観を養い、言語聴覚士としての能力を育成するため、教育課程として「基礎分野」「専門基礎分野」「専門分野」を配置します。
    • 1.2 職業人としての教養、基礎学力・技能、語学力、協調性を修得することを目的に、「基礎分野」を配置します。
    • 1.3 言語聴覚士として乳幼児から高齢者まで対象児・者にふさわしい言語聴覚療法が実施できる能力を育成するため、実学を重視した「専門基礎分野」「専門分野」を系統的に配置します。
  2. 学修方法・学修過程
    • (学修方法)
      • 2.1.1 4年間の教育課程では、各科目を理論的に学修するだけでなく、実習およびキャリア学修も連動させながら、実践的かつ能動的に学修します。
    • (学修過程)
      • 2.2.1 基礎分野科目では健康医療分野の職業人として必要な幅広い教養を学修します。
      • 2.2.2 専門基礎分野科目では言語聴覚障害学の基礎となる科目を配置し、より専門的な科目に繋がる内容を深めていきます。
      • 2.2.3 専門分野科目では言語聴覚士としての知識・技能・態度について障害領域別に学修し、対象児・者の問題を理解し、治療や訓練において、自ら問題を発見し、解決する能力を深めていきます。
  3. 学修成果の評価
    • 3.1 学修成果は、ディプロマ・ポリシーで定められた能力と、カリキュラムの各科目で設定される到達目標の達成度を示すものであり、言語聴覚学科のアセスメント・ポリシーに従って多様な方法で学修成果を評価します。
    • 3.2 各科目の内容、到達目標、および評価方法・基準をシラバスに示し、到達目標の達成度を評価します。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

本学科の教育目的に示した人材を育成するために、明確な目的意識と情熱を持ち、高等学校で履修した教科・科目について、基礎的な知識を有し、自分の考えを伝えられる日本語力、さまざまな課題や活動に積極的に取り組む意欲や姿勢、コミュニケーションを効果的に図り、相互理解に努めようとする態度を有する人を求めます。

  1. 知識・技能
    • 高等学校で履修する国語、英語、数学、生物などについての基礎的な知識を持つ。
  2. 思考力・判断力・表現力
    • 人の身体・精神・行動の仕組みについて考え判断するための基礎的な能力がある。
    • 自分の考えを的確にことばで表現できる。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    • リハビリテーションの分野、特に言語聴覚士に強い興味・関心があり、主体的に学ぶ強い意欲を持つ。
    • 様々な人の心情を理解して信頼関係を築こうとする気持ちを持ち、知識の修得と実践のために、多様な人々と協働して取り組める。