京都先端科学大学

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Graduate School大学院

人間文化研究科

更新日:2019年8月2日(金)
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文化・社会・人間の心を複眼的に追究。
高度な専門職業人の養成をめざします。

人々の価値観が揺らぎ、人間関係を形成する社会システムも人間の心の中も、従来の価値体系では解決策を見いだせない現代。人間の生き方、社会システムの在り方、文化の機能を多角的に解明する学問の構築が求められています。人間文化研究科は、「文化研究」「社会情報」「心理学」の3つの教育研究領域を有機的に連関させ、高度な専門職業人の養成を追究。臨床心理学コースは、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院で、初の国家資格である「公認心理師」の受験資格も取得することができます。さらに、中学校教諭(社会)、高等学校教諭(地理歴史)の専修免許状が取得できます。

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<文化研究領域>
日本とアジアを中心とした文化遺産と文化的伝統、人々の生活の中で作用している文化の機能の諸相と特質を、文化、地理、歴史、思想、言語、文学等の側面から探究する。
<社会情報領域>
各種メディアにおいて情報技術が発達するとともに大きく変動しつつある現代社会と文化の動向を探り、そこに生じる新たな社会的諸問題を理論的・実践的に研究する。
<心理学領域>
家庭・学校・地域社会などにおける実際的課題を発見し解決する人材を育成する「心理学コース」と、心の健康に関わる援助者としての心構えと知識、そして技能を備えた専門家を育成する「臨床心理学コース」の2つがある。人間の心の機能とその形成過程を解明する。

目指すキャリア

中・高等学校教育の担い手
  • 中学校教諭(専修免許状/社会)
  • 高等学校教諭(専修免許状/地理歴史)
人々の精神的健康の担い手
  • 臨床心理士
  • 公認心理師

カリキュラム

日本・アジアの文化と歴史を中心に研究する「文化研究コース」、現代の社会問題や情報メディアを研究する「社会情報コース」、認知・学習・発達・社会など心理学の各分野を研究する「心理学コース」、臨床心理士や公認心理師の受験資格の取得をめざす「臨床心理学コース」(日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院)の4コースを設定。多様な領域の研究者が本科を構成し、複眼的な研究ができる環境を作っています。

※年度により開講科目が変更されることがあります。

文化研究コース
  • 人間文化基礎特論
  • 日本歴史文化特論
  • 日本言語文化特論
  • 日本古典文学特論
  • 文化地理特論
  • 文化人類学特論
  • 都市文化史特論
  • 英語言語学特論

【演習科目】

  • 日本歴史文化研究演習
  • 日本言語文化研究演習
  • 日本古典文学研究演習
  • 文化地理研究演習
  • 文化人類学研究演習

その他選択科目多数

心理学コース
  • 人間文化基礎特論
  • 心理学研究法特論
  • 学習心理学特論
  • 認知心理学特論
  • 発達心理学特論
    (福祉分野に関する理論と支援の展開)
  • 家族心理学特論
  • 社会心理学特論
  • 集団心理学特論
  • 障害児心理学特論
    (福祉分野に関する理論と支援の展開)
  • 実験心理学特論
  • 計量心理学特論
  • 感情心理学特論
  • 産業・労働分野に関する理論と支援の展開

【演習科目】

  • 心理学研究演習

その他選択科目多数

社会情報コース
  • 人間文化基礎特論
  • 政治社会学特論
  • ジェンダー社会学特論
  • ジャーナリズム特論
  • 映像文化特論
  • 映像制作特論
  • 理論社会学特論
  • コミュニケーション社会学特論
  • マルチメディア特論
  • 広告広報特論
  • 図書館情報文化特論
  • 情報メディア法特論
  • 環境社会特論

【演習科目】

  • 社会学研究演習
  • ジェンダー社会学研究演習
  • ジャーナリズム研究演習
  • コミュニケーション社会学研究演習
  • 広告広報研究演習

その他選択科目多数

臨床心理学コース
  • 人間文化基礎特論
  • 臨床心理学特論
  • 臨床心理面接特論
    (心理支援に関する理論と実践)
  • 臨床心理基礎実習
    (心理実践実習)
  • 臨床心理実習
    (心理実践実習)
  • 心理学研究法特論
  • 学習心理学特論
  • 認知心理学特論
  • 発達心理学特論
    (福祉分野に関する理論と支援の展開)
  • 家族心理学特論
  • 社会心理学特論
  • 障害児心理学特論
    (福祉分野に関する理論と支援の展開)
  • 精神医学特論
    (保健医療分野に関する理論と支援の展開)
  • 心理療法特論
  • 臨床心理関連行政論
  • 心身医学特論
  • 臨床心理学研究法特論
  • コミュニティ・アプローチ特論
    (家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)
  • 司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開
  • 産業・労働分野に関する理論と支援の展開
  • 心の健康教育に関する理論と実践

【演習科目】

  • 臨床心理査定演習
    (心理的アセスメントに関する理論と実践)
  • 臨床心理学研究演習

その他選択科目多数

教育目的と方針

人間文化研究科は、人間の心理、社会の態様、文化の機能を多角的に解明する学問体系の構築を図り、歴史的な視点を踏まえて、現代社会が抱える諸問題の解決に寄与できる人材を育成することを目的とする。

学位授与の方針 (ディプロマ・ポリシー)

所定の単位を修得し、修士論文の審査に合格した、次のような素養や能力を身につけた者に修士の学位を授与する。
文化研究コースでは、日本の文化研究の地理・思想・歴史・言語・文学の各研究分野において、高度な専門的知識を習得するとともに、その知識を自主的な研究を通じて応用し、社会に活かす能力を身につけている者に修士(文化研究)の学位を授与する。
社会情報コースでは、各種メディアによる情報伝達技術の理論的特質を把握し、現代社会と文化の動向への深い洞察をもち、そこに生じうる社会的諸問題に関して理論的かつ実践的に解決する方法を身につけている者に修士(社会情報)の学位を授与する。
心理学コースでは、心理学分野における専門知識、研究法、及び統計解析を修得し、高度な専門的職業人としての実務能力や研究能力を身につけている者に、修士(心理学)の学位を授与する。
臨床心理学コースでは、臨床心理学の分野で高度な専門的職業人としての実務能力や研究能力を身につけている者に修士(心理学)の学位を授与する。修了した場合、財団法人日本臨床心理士資格認定協会が行う臨床心理士受験資格が得られる。
また、学部も併せて必要な科目を修めた者は、国家資格である公認心理師受験資格が得られる。

教育課程編成・実施の方針 (カリキュラム・ポリシー)

人間文化研究科修士課程の教育課程は、次の諸点を重点に編成している。
文化研究コースでは、日本の文化の特質を地理、思想、歴史、言語、文学等の側面から学修・研究できること、日本文化を海外に発信できることに重点を置いてカリキュラムを編成している。
社会情報コースでは、各種メディアによる情報伝達技術の基礎から応用に至る知識をもち、現代の社会と文化に関する幅広い認識を得て、そこに生じうる社会的諸問題に関して理論的かつ実践的に解決する方法を学べるようカリキュラムを編成している。
心理学コースでは、心理学分野における専門知識、研究法、及び統計解析を修得する。その結果を社会に還元する実践的能力が育成されるようカリキュラムを編成している。
臨床心理学コースは、財団法人日本臨床心理士資格認定協会から第1種指定を受けた臨床心理士養成大学院である。臨床実践においてきめ細やかな訓練を行い、臨床現場で対応できる能力の育成に力をいれてカリキュラムを編成している。

入学者受入れの方針 (アドミッション・ポリシー)

本研究科は、本研究科修士課程の履修に必要とされる基礎的な能力を有し、なおかつ次のような資質を備えた人を求める。
文化研究コースでは、日本の文化遺産と文化的伝統、人々の生活の中で作用している文化の態様とその特質を地理、思想、歴史、言語、文学等の側面から教育研究したい者。
社会情報コースでは、各種メディアによる情報伝達技術に関心を持ち、現代の社会と文化に関する幅広い興味を有し、そこに生じうる社会的諸問題の解決に寄与する能力を身につけたいと考えている者。
心理学コースでは、人間として基本的な心理と行動を対象として教育研究したい者。
臨床心理学コースでは、人間の心に関する深い理解を基礎にして、臨床心理学を専門的に修得し、心の健康に関わる援助者としての心構えと知識・技能を兼ね備えた心の専門家を目指す者。