国境を越え、多様性を認め合える未来。

高校時代から海外への興味は強く、大学入学当初から「海外で働きたい」という想いを持っていました。ただ、高校時代、夢だった海外留学がコロナ禍の影響で実現できず、海外留学をしたいという想いはより強くなりました。大学では英語でのコミュニケーションを意識して日々過ごしていましたが、授業以外でも英語にふれる機会を増やしたいと思い、学内の留学生主体の「国際委員会」という団体に加入。この経験を通して「仲間とともに挑戦することの楽しさ」を実感。多くの国の人々と関わることで英語を話す力が格段に上がり、TOEIC®のスコアも1年間で400点台から655点へアップしました。思い描く環境がなければ自分で行動し、その環境を作れば良い。委員会への参加が、自分自身の成長に大きくつながったと感じています。

海外で働くために身に付けておきたいスキルのひとつが「実践力」。授業で学ぶ英語はもちろん大事ですが、日常的なコミュニケーションを通じて話す力を磨くことが何より大事だと思っています。今は、大学で実施している国際交流プログラム、シドニー工科大学での海外研修、2025年は海外インターンシップでニデックモータ(大連)有限公司で約2週間の企業実習プログラムに参加予定と、実践力が詰めるチャレンジがあれば積極的に参加するようにしています。そのほか、学内には国際交流イベント、「バディ・プログラム」など、留学生と交流できる催しや制度も充実。日常的に多文化交流ができるのも本学ならではの良さだと実感しています。

※学生の多文化交流を促進する本学の取り組み。在学生が海外の入学生の生活上のさまざまな支援を行うとともに、在学生自身も多文化交流を通じた学びの機会を得ることを目的としています。


愛読書である田中孝幸氏の「13歳からの地政学-カイゾクとの地球儀航海」の中で感じたのは、“世界の見え方は、自分の立場や環境によって変わる。だからこそ、他人の視点を理解しようとすることが大切である”ということ。自分の知識や価値観だけが必ずしも正しいとは限らない。いろいろな人と出会い、コミュニケーションを通して、個々の考え方や柔軟な思考、視野を広く持つことが大切だと感じています。現代社会において、「多様性」は切っても切り離せないキーワード。多様な人種、価値観を持つKUASでの交流や実体験を通して、さらにグローバルな視点を身に付け、国際社会をつなぐ架け橋のような存在になりたい。海外で働くことを目標に、今後も自分の視野を広げる挑戦を続けていきたいと思います。

\8/2(土)・3(日)・24(日)オープンキャンパス開催!/

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