本学能楽部顧問で、人文学部歴史文化学科山﨑芙紗子特任教授はこのたび、文化庁より重要無形文化財である能楽シテ方(観世流)の保持者認定を受けました。
山﨑先生は、重要無形文化財の保持認定を受け、「長年やってきたことが認められたことに喜びを感じています。能は一度の演目に二十人前後の能楽師が関わります。これまで、能楽師としての私を支えてくださった方々に心から感謝の気持ちを伝えたいです」とメッセージを残してくれました。
なお、重要無形文化財とは、演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産で我が国にとつて歴史上又は芸術上価値の高いものをさし、「能楽」は昭和32年に指定されました。今回、その保持者として、51名が追加認定を受けました。
文化庁 「文化審議会答申(重要無形文化財の指定及び保持者の認定等)」
(広報課 田中紀子)