【バイオ環境学部ニュース】バイオ環境研究科 博士課程前期の修士論文公聴会、大学院情報交換会を開催しました

2021年02月24日トピックス

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公聴会の様子

2021年2月18日令和2年度バイオ環境研究科 博士課程前期の修士論文公聴会を開催しました。

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修士論文発表生(左:平間元輝さん 右:松本悠さん)

令和2年度京都先端科学大学大学院博士課程前期の修士論文発表者は食品機能分野の松本悠さんと、環境情報分野の平間元輝さんの2名でした。

松本さんは、炭水化物の吸収に係わるα-アミラーゼを阻害すれば、糖尿病予防や抗肥満作用が期待されるということで、100種類を超える食品サンプルで検討した結果、ブルーベリー葉抽出物が強力に阻害することを見出したとのことでした。そして、実際にブルーベリー葉抽出物からその活性成分を複数個単離、構造決定しました。この活性成分について、動物での効果も確認できたことから、新たな機能性食品素材として期待されるとのことでした。

一方、平間さんは、西の鯖街道協議会事務局の取組に参加し、地域振興ツーリズムの展開における地図作成の役割と発信の仕方について研究をしました。地図を作成する過程では地図に掲載する情報の収集と選択を通して地域関係者間の情報共有が促進されたとのことです。また、発信の仕方については、持ち歩くためのトレイルマップと、ツアーの事前事後に読む読本とでは、求められる内容が異なるため、GIS技術を応用してそれらのニーズに合わせた地図を作成したとのことでした。なお、平間さんも協力して作成された「西の鯖街道読本」は3月に発刊の予定だそうです。

「西の鯖街道」(福井県高浜町から南丹市美山町、京都市北区を結ぶ街道。この街道を使って、福井県若狭地方から京の町まで様々な物資が運ばれていました)

公聴会後、バイオ環境学部田中学部長から、「将来につながるような研究をすることができた。この経験を活かして社会で活躍していってほしい」と講評をいただきました。

<博士前期課程 修士論文>

松本悠

ブルーベリー葉抽出物のα-アミラーゼ阻害物質の探索

平間元輝

地図の作成と発信による地域振興ツーリズムの展開に関する研究
~西の鯖街道における取組を例に~

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情報交換会の様子

修士論文公聴会に引き続き、修士1年生の情報交換会を行いました。コロナ禍で実験や調査が思うようにいかなかった時期もあったようですが、全員が1年間の成果を示すことができました。研究の進捗状況を報告し合い、来年度の研究に役立つようなディスカッションをすることができました。

来年度の研究成果も楽しみです。

(バイオ環境学部 高澤伸江、田中 和博、藤田 裕之)

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