宇治市内のものづくり企業が本学の施設を見学しました

2022年10月24日トピックス

京都府宇治市に拠点を置くものづくり企業や支援機関に所属する21人が2022年10月11日(火)、本学京都太秦キャンパスを訪れ、工学部との意見交換並びに施設を見学しました。当初、宇治市産業観光部産業振興課の呼びかけで2021年に実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、度々、延期されてきた中、参加企業や担当者の熱い思いでようやく実現することができました。

会の冒頭、発起人である宇治市産業観光部産業振興課石田忠義副課長が見学会の趣旨説明を行いました。その後、田畑修工学部長が学部の説明に立つと、工学部で導入の「キャップストーンプロジェクト」を紹介。企業課題に取り組むプロジェクトとして各企業における課題の提供を呼び掛けたほか、本学教員との共同研究を呼びかけました。

一行が南館1階に移動すると、的場宏次ナガモリアクチュエータ研究所副所長が機械工房に設置されている設備を解説。南館2階のスマートファクトリーでは、大地宏明工学部客員研究員の説明を受けました。

総括の質疑応答では、多様な加工装置が自由に使え、DXを考える環境が大学にあることに興味を示された参加者が多く見受けられたほか、「普通の大学と違う印象がある。教える先生方に興味がある」という感想などが上がりました。

また学生が自分たちで課題を考え、解決する取り組みについて尋ねられると、田畑工学部長は学生自ら課題を設定し解決していく課外授業「コーナーストーン」について紹介されました。

今年、開催するプレキャップストーンの発表会の参加を希望される企業も多数あり、今回の見学会が宇治市の企業の皆様との産学連携を進めるきっかけとなりました。

20221021_image3.jpg
挨拶に立つ宇治市石田副課長

20221021_image1.jpg

田畑工学部長の説明

20221021_image2.jpg

機械工房の見学

(OICK準備室 柴田雅光)

前の記事へ

次の記事へ

一覧へ戻る

このページの先頭へ