山本淳子教授が歴史小説『散華 紫式部の生涯』文庫本の解説を執筆【人文学部】

2023年09月26日トピックス

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紫式部の人生を描く『散華 紫式部の生涯』は、歴史小説家で文化勲章受章者の杉本苑子(1925~2017)の、1986年から1990年にかけて雑誌に連載した長編小説。このほど、その文庫本(中央公論社)が版を改めて刊行され、人文学部歴史文化学科の山本淳子教授が「解説」を執筆しました。

山本 淳子教授コメント

不思議なことに、紫式部を主人公にした歴史小説はほとんど無く、杉本苑子氏の本書が、発表時点においては史上初の作品でした。紫式部の和歌集『紫式部集』や職場の回顧録『紫式部日記』を丹念に読み込み、時代背景と共に紫式部の人生をきめ細かく描いていて、胸を打ちます。紫式部は、2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公。ぜひ手に取って、「解説」もお読みください。

(人文学部 教授 佐藤嘉倫)

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