2024年8月25日~28日に早稲田大学にて開催された、日本会計研究学会第83回全国大会において、本学経済経営学部長(大学院経営学研究科長および経済学研究科長も兼任)の徳賀芳弘教授が名誉会員に推戴されました。
日本会計研究学会は、1937年に設立され、現在の会員数は約1700名であり、経済学および経営学分野では日本最大規模の学会であります。徳賀教授は、研究面ではこれまでに学会賞(ベストペーパー賞)や太田黒沢賞(ベスト著書賞)を受賞されており、特に国際会計分野の研究では顕著な成果を発表し注目され続けてきました。また、国際学術交流にも尽力され、現在まで数多くの海外の学会との研究交流を通して、日本会計研究学会の国際的地位の向上に大きく貢献されてきました。さらに、2018~2021年には学会会長として、会計研究および学会の発展に大いに献身・寄与されました。こうした功績が評価され、この度、日本会計研究学会の名誉会員に推戴されました。学会87年の歴史の中で、名誉会員は徳賀教授を含めわずか5人しかいないことからも、今回の推戴が特筆に値することは明らかであり、本学経済経営学部としてもここに祝意を表します。
名誉会員推戴の感想
徳賀芳弘教授(経済経営学部長)
会計学を始めて40年が経過しました。飽きずによく続けられたものです。しかし、後半の20年間は前半の半分も研究に時間を割くことができませんでした。ということで、これから後半の不勉強を取り戻したいと考えています。今回の受賞は「もっと頑張りなさい」という意味に捉えています。
(経済経営学部 教授 久下沼 仁笥)