本学大学院工学研究科修士課程2年生のダニエル・サルディバー・アヤラさんと生津資大教授が執筆し、材料分野の国際的な学術誌「MRS Advances」に掲載された論文「ストーバー法を用いたSiO₂ナノ粒子の合成と表面応力センシング用液体フォトニック結晶への自己組織化」が、同誌第10巻第3号の表紙に選ばれました。MRS Advances誌では、材料研究分野の最新の研究に焦点を当て、その成果を簡潔に紹介しています。
本論文では、メカノクロミック材料の製造プロセスについて、構成要素となるシリカナノ粒子の化学合成から機能性フォトニック結晶への自己組織化までを解説しています。表紙には、自己組織化シリカナノ粒子の走査型電子顕微鏡(SEM)画像が採用されており、特定の波長の光を反射する面心立方構造が示されています。
本学 ナノメカトロニクス研究室が行っている新しい機能材料研究については、下記からご確認ください。
MRS Advances
KUASナノメカトロニクス研究室


(工学部教授 川上浩司)