本学 スポーツ振興センターでは、2025年度も強化指定クラブに所属する学生アスリートを対象に「学生アスリート基礎教育プログラム(全8回)」を実施しました。(1年生は必須参加、2〜4年生は任意参加)
このプログラムは、本学の代表としてプレーする学生アスリートの誇りと自覚を育み、学業とスポーツを高いレベルで両立する力を養うことを目的にしています。
プログラムを通じて、栄養・睡眠、トレーニング技術、戦術・戦略、メンタルヘルス、怪我との向き合い方、目標設定、キャリア形成など、学内の教員の専門的な見地から、実践的かつ多角的な内容の講義が行われました。最終回では、キャリアディベロップメントセンター長から、学生自身の将来とアスリート生活を結びつけて考えることについて話がありました。
プログラム内容
- KUASアスリートに大切な5つの言葉
中川 昭センター長 スポーツ振興センターセンター長 - 日常生活を整える技術(栄養・睡眠)
成相 美紀先生 健康医療学部 健康スポーツ学科 准教授 - 結果を残す為の技術(コツ、カン)トレーニング
村山 大輔 先生 健康医療学部 健康スポーツ学科 准教授 - アスリート生活に活かす戦術・戦略
小俣 貴洋 先生 健康医療学部 健康スポーツ学科 嘱託講師 - メンタルトレーニング・メンタルヘルス
満石 寿 先生 健康医療学部 健康スポーツ学科 教授 - 怪我との付き合い方(予防/リカバリー/復帰)
井口 順太 先生 健康医療学部 健康スポーツ学科 准教授 - 競技力向上のための目標設定
石井 泰光 先生 健康医療学部 健康スポーツ学科 准教授 - 将来のキャリアと学生アスリート生活
宇田川 雄彦センター長 キャリアディベロップメントセンター センター長
学生の反応
受講後のアンケートでは、「普段の部活動では考えないようなことに気づけた」「出席した講義はすべて有益だった」といった前向きな感想も多く見られ、学生が自身の競技生活や日常の過ごし方を見直すきっかけになりました。
一方で、「アスリートの食事についてもっと詳しく知りたかった」「メンタル面についてさらに深く学びたい」といった意欲的な声もあり、今後のプログラム改善に向けた貴重な示唆となりました。
本学では今後も、学生アスリートが競技力だけでなく人間的にも成長できるよう、教育的支援を継続します。


~KUASスポーツ振興センターでは体育系クラブを「全力」で応援・サポートします!~
(スポーツ振興センター 副センター長 福井真介)