2025.10.03

奈良県 育英西中学校3年生を対象に工学部体験見学会を開催

Xでシェア Facebookでシェア Lineでシェア

9月17日、奈良県 育英西中学校の3年生が京都太秦キャンパスを訪問し、工学部の学びを体験しました。

田畑副学長による講話からスタートし、学食体験やキャンパスツアーを通じて大学生活の雰囲気を味わった後、「ミニキャップストーンプロジェクト体験」に参加して頂きました。

“キャップストーン”とは、ピラミッドの頂上に最後に載せる石のことで、本学工学部の学生は、工学部で取り組んだことの総仕上げとして3年次と4年次に「キャップストーンプロジェクト」に取り組みます。これは、国内外の企業が抱えているリアルな課題解決に、5人のチームで取り組む実践的なプロジェクトです。

今回は生徒のみなさんに、キャップストーンプロジェクトを中学生向けに体験版としてアレンジした「ミニキャップストーンプロジェクト」に挑戦し、8つのテーマの中から一番興味のあるものを選んで、工学の楽しさを体感してもらいました。

本学工学部は英語で授業を行っています。今回のミニキャップストーンプロジェクト体験でも、外国人教員による英語でのレクチャーに対して、生徒のみなさんは真剣に耳を傾けていました。また、留学生との交流にも積極的に取り組む姿が見られ、国際的な環境の中でも臆することなくコミュニケーションを図ろうとする様子が印象的でした。

本学工学部では、世界で通用する技術者の育成を目指しています。今後もさまざまな教育機関と連携することで、日本の将来を担う技術者や研究者の育成に貢献します。

(工学部教授 川上浩司)