京都先端科学大学(所在地:京都市右京区、学長:前田 正史)工学部 機械電気システム工学科堀井滋教授の研究開発課題が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の経済安全保障重要技術育成プログラムに採択されました。
このプログラムは内閣府主導のもとで創設され、「我が国が国際社会において中長期的に確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術」として当該研究課題が認められました。今後、PO(プログラムオフィサー)との研究計画の策定を経て、2026年4月よりプロジェクトが開始される予定です。
概要は以下のとおりです。
【概要】
■研究分野
研究開発構想(個別研究型)
「多様な機器・システムへの応用を可能とする超伝導基盤技術」
■研究開発課題名
エピタキシーフリーニ軸配向高温超伝導材料の開発(仮称)
■代表者
京都先端科学大学工学部 教授 堀井 滋
■研究内容
代表者が開発したリニア駆動型回転変調磁場(LDT-MRF)を利用した
磁場配向プロセスとコロイドプロセスを融合させることにより、高い2軸配向度と
大きな断面積を両立した低コスト高温超伝導材料を創出し、連続製造プロセスへの展開を進める。
※詳細 ➡ JSTリリースページリンク
■堀井 滋(HORII Shigeru)経歴

1999年 名古屋大学大学院工学研究科 博士後期課程修了、博士(工学)
1999年 日本学術振興会・特別研究員(PD)
2000年 東京大学大学院工学系研究科 助手
2009年 高知工科大学 環境理工学群 准教授
2013年 京都大学大学院エネルギー科学研究科 准教授
2019年~現在 京都先端科学大学 教授
なお、2020.4より工学部機械電気システム工学科の開設に伴い学科長を兼務。
以上




