京都先端科学大学(京都市右京区/学長 前田 正史)の 小松 和彦特別招聘客員教授が、令和7年度 文化勲章を受章することが決定しました。
文化勲章とは、文化の発達に関し顕著な功績のある者に対して授与される単一級の勲章で、今回は、高知県香美市物部町に古くから伝わる神仏混淆(しんふつこんこう)の民間信仰である「いざなぎ流」についての数十年にわたる調査など、埋もれた日本文化の発掘や妖怪学の創出などの功績が認められました。
小松 和彦特別招聘客員教授 文化勲章受章決定についてのコメント
この度文化勲章を受章させていただくことになり、大変光栄です。長年にわたる埋もれた日本の文化の発掘など地道な研究活動が評価されたものと嬉しく思っています。
本学では、妖怪研究が市民権をまだ得ていなかった時代の2008年からおよそ20年間も長きにわたって妖怪文化論やいざなぎ流という民間信仰についての授業や講演をさせていただいてきました。
受講された方々や関係者もきっと喜んでくださっていることでしょう。ありがとうございます。

小松 和彦特別招聘客員教授 略歴
1947年 東京都出身
主な経歴
| 1970年 | 埼玉大学教養学部卒業 |
| 1972年 | 東京都立大学(現 首都大学東京)大学院社会科学研究科修士課程修了 |
| 1976年 | 東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程を単位取得退学 |
| 1977年 | 信州大学教養学部講師 |
| 1996年 | 大阪大学文学部教授 |
| 1997年 | 国際日本文化研究センター教授 |
| 2008年 | 京都学園大学 人間文化学部 特別招聘客員教授 |
| 2019年 | 京都先端科学大学 人文学部 特別招聘客員教授 |




