2025.11.17

EXPO2025大阪・関西万博で世界と未来を体感する184日間―KUAS学生チームの挑戦 

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本学では、学生たちが未来社会や国際的な舞台での体験通じて学びを実践する機会を創出するため、EXPO2025大阪・関西万博(テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン)に関連したプロジェクトを企画しました。このプロジェクトは、三井住友建設株式会社様から寄付していただいた入場チケットを活用して実施しました。学生が主体となった企画運営チームは、万博の会期184日間を通じて、仲間と協力しながら挑戦する4つのミッションを設定しました。 

4つのミッション 

万博の会期184日間、毎日、本学の関係者が万博会場を訪れ、リレー形式で参加者をつなぐ挑戦。このミッションが最も困難と思われていましたが、学生を中心に教職員の協力も得て、見事達成!

高い人気で予約が困難だった住友館や、遅れてオープンしたネパール館も含め、7月末には全パビリオンをコンプリート!

万博に入場した本学の学生・教職員ののべ人数で1,000人を目指すチャレンジ。 

万博では、世界各国のパビリオンが個性豊かな展示で来場者を魅了しました。本学の参加者による投票で「No.1パビリオン」に選ばれたのはアメリカパビリオンでした。その他にも、フランス、韓国、シンガポール、イタリア、クウェート、いのち動的平衡館など、多くのパビリオンが印象に残ったという声が寄せられました。

参加した学生の学び・気づき(コメント抜粋) 

  • 「知らなかった国の文化や歴史を知ることができ、世界が広がった気がした」 
  • 「大学の講義で学んだ内容を活かすことができました」 
  • 「科学研究は問題解決の道具箱であり、万博は技術のピタゴラ装置展示会だと感じた」 
  • 「自分の研究の立ち位置について学べたのが良かったと思う」 
  • 「展示を通じて、国際社会の課題や取り組みを知り、自分の将来の方向性を考えるヒントになった」 
  • 「いのち動的平衡館の展示で、生命の不思議さを感じ、楽しみながら学ぶことができた」 
  • 「企業が多く関わっていることに驚き、社会の仕組みを知る良い機会になった」 
  • 「日本だけで生きていたので、本やメディアで見る世界をリアルに体験でき、自分の視野の狭さに気づいた」 

このプロジェクトでは、企画運営チームがミッションを考え、184日間の挑戦をやり遂げました。10月30日には、企画運営チームによる報告会が開催され、活動の成果や学びが共有されました。 

さらに、万博を訪れた学生たちも、それぞれの体験を通じて世界の文化や未来社会のアイデアに触れ、学びを広げる機会を得ました。国際的な舞台であるEXPO2025大阪・関西万博での経験は、学生たちに未来社会を共創する視点を広げ、新たな視野を開く機会となりました。KUASは今後も、学生の主体的な学びと挑戦を応援します。 

(学生センター 学生課)