令和7年10月3日（金）、亀岡市役所1階市民ホールにて開催された「スポーツ指導者向け研修会 ～ケガなくパフォーマンスを高める、楽しい指導法～」にて、成相美紀准教授（健康スポーツ学科）と金田和輝嘱託講師（健康スポーツ学科）が講演および実技指導を担当いたしました。
亀岡市スポーツ指導者研修会は、セーフコミュニティかめおかスポーツの安全対策委員会における「スポーツの安全教育プログラム」の一環として開催されました。当委員会の委員長を務める吉中康子客員研究員（健康スポーツ学科）と当委員会の委員を務める梶田和宏講師（健康スポーツ学科）がコーディネーターとなり、亀岡市生涯スポーツ課の職員と連携して本研修会の企画運営を担当しました。
亀岡市スポーツ指導者研修会の当日は20〜30名ほどの指導者の皆さまにご参加いただき、スポーツ少年団で指導されている方が特に多く見受けられました。参加者の皆さまは非常に熱心で、メモを取りながら内容を咀嚼しようとする姿勢が印象的でした。
今回の講演では、スポーツ現場で起こりやすい傷害の予防方法や、選手のパフォーマンスを高めるためのコンディショニングの考え方などを、座学と実技を交えてお伝えしました。また、日常の指導にすぐ取り入れられる安全なトレーニングのポイントや、選手の成長を支えるための“見る目”の養い方についても触れました。
亀岡市のスポーツ環境は、地域ぐるみで子どもたちの育成を支える温かさがあり、本研修会を通してその一端に触れることができました。参加者の皆さまの前向きな姿勢が、今後の地域スポーツの発展につながると強く感じています。
今後も、地域のスポーツ指導者や選手の皆さまの力になれるよう、専門性を活かした取り組みを続けてまいります。
（健康スポーツ学科 准教授 成相美紀 ・ 嘱託講師 金田和輝）