2025.12.23

女子バスケットボール部が英語によるバスケットボールクリニックを実施          ― 地域連携を通じた新たな学びの場づくり ―

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12月13日(土)に本学女子バスケットボール部は、京都市の地域総合型クラブ K-Style と連携し、京都市立双ヶ丘中学校・北野中学校の合同チーム(15名)を対象とした「英語で行うバスケットボールクリニック」を実施しました。本クリニックは、女子バスケットボール部・山本監督が全体を統括し、本学女子バスケットボール部の選手が指導を担当する形で、すべて英語で進行しました。 

本取組は、京都市教育委員会 が進める、市立中学校の課外活動を地域クラブへ移行していくための実証事業の一環として実施されたものです。 
本事業では、子どもたちが生涯にわたってバスケットボールを好きになり、スポーツをしていて良かったと思えるような部活動の在り方を指導理念とし、行き過ぎた指導や勝利のみを目的とした指導を行わないことを基本としています。そのうえで、子どもたち自身が目標を持つことを尊重し、成長期に配慮した体力づくりや、バスケットボールを通じたコミュニケーション力の育成を大切にする考え方が共有されています。 

本学が英語教育に力を入れていることに加え、女子バスケットボール部では、日頃から英語を用いた練習やコミュニケーションを取り入れており、海外からの訪問者対応や留学経験を有する選手も在籍しています。こうした本学ならではの特色が評価され、今回のクリニック実施につながりました。 
当日は、バスケットボールの技術指導に加え、アイスブレイクやコミュニケーションを重視したメニューを取り入れ、練習全体を英語で進行しました。日本的な練習スタイルではなく、アメリカのバスケットボールを意識したテンポとエネルギー感のある構成とし、選手たちが声掛けやハイタッチを積極的に行うことで、参加した中学生が自然に英語を使いながら交流できる環境づくりを行いました。 

中学生たちは、英語での指示や声掛けに挑戦しながら練習に取り組み、バスケットボールを通じてコミュニケーションの楽しさを体感する様子が見られました。 

今後も本学の各運動部と連携し、地域と大学がつながる取組を推進してまいります。 

~KUASスポーツ振興センターでは体育系クラブを「全力」で応援・サポートします!!~

(スポーツ振興センター)