2026.03.13

工学研究科Sarankamol Athichaikhongphatさんの論文がJJAP Spotlight Articleに選ばれました

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本学 工学研究科修士2年生のSarankamol Athichaikhongphat(サランカモン・アティチャイコンパット)さんが執筆した論文「Volume-shrinkage-driven curling behavior of dual-composition Al/Ni multilayer thin films for bonding applications(接合用途のための二成分 Al/Ni 多層薄膜における体積収縮駆動型カール挙動)」が応用物理学会英文論文誌「Japanese Journal of Applied Physics: JJAP」のSpotlight Articleに選出されました。
本学 工学部の生津資大教授(専門分野:ナノメカニクス、ナノテクノロジ、機能性材料)の指導のもと、Sarankamolさんはアルミニウム(Al)とニッケル(Ni)を数十ナノメートルの厚みで積層堆積させた金属多層膜を作製しています。このAl/Ni多層膜は外部からの刺激を受けて合金化し、余分なエネルギーを熱として放出する発熱現象を示す新しい機能性材料です。Sarankamolさんは原子比の異なる2種類のAl/Ni多層膜を重ねることで、体積収縮率の違いを利用して反応後に得られる合金の形状を制御する技術を開発しました。この研究成果は、金属配線の接合の研究開発に役立つものと期待できます。

当該論文の概要は下記リンクからご確認ください。
https://iopscience.iop.org/article/10.35848/1347-4065/ae4405

実験中のSarankamolさん

(工学部教授 川上浩司)