研究の絆シンポジウム - 記事一覧研究の絆シンポジウム「KUAS研究交流会」を今年も開催【研究連携センター】

2023年03月14日

本学では、各学部の教員が研究分野の壁を越えて連携し、本学ならではのユニークな研究を産み出す試みを進めています。その一環として、2021年度から「研究の絆」シンポジウムを定期的に開催しています。

2023年3月1日(水)、2022年度「研究の絆」シンポジウムの集大成として、「KUAS研究交流会」を昨年度に引き続き開催しました。

「KUAS研究交流会」は、講演会とポスターセッションの2部構成で執り行いました。

講演会の第1部では、小関敏彦研究担当副学長によるKUASの研究力強化に向けた講演に続き、2020年度にスタートした学内助成金「分野横断型プロジェクト支援」を受けた3つの研究課題について、成果報告が行われました。各プロジェクトの代表者からは、研究課題の着想に至った経緯、プロジェクト形成の方法とその成果および課題など、今後分野横断型研究に取り組もうとする研究者に多くの示唆を与える報告がありました。

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研究発表の様子

続くポスターセッションの第2部では永守重信理事長が約1時間にわたって各教員の発表内容を聴き意見交換が行われました。さらに8名(※下記参照) の教員がショートプレゼンテーションを行い、永守理事長から「理事長賞」を授与されました。

本学では2023年度も、分野を越えた教員間の「研究の絆」を創出するための取組みを進めていきます。

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一人ひとりの研究成果をヒアリングする永守理事長と前田正史学長、小関敏彦副学長

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ポスターセッションでにぎわう南館1階のプロムナード

日時

2023年3月1日(水)午後3時~午後6時30分

第1部 

「分野横断型研究プロジェクト」発表者および演題

人文学部 心理学科 佐藤嘉倫教授、工学部 機械電気システム工学科 佐藤啓宏講師
「社会的孤独を予防・緩和するためのバーチャル壁面システムの構築」

人文学部 心理学科 山愛美教授
「ロボット工学から探る『人間とは何か?』という問いの探究」

バイオ環境学部 バイオ環境デザイン学科 丹羽英之教授
「高時間分解能ドローン観測とオープンデータベースによる自然・社会モニタリング」

第2部

理事長賞受賞者

【金賞】

工学部 機械電気システム工学科 高橋亮准教授
「多段接続した三相交流電力ルータによる回線交換式電力ルーティングの研究開発」

【銀賞】

人文学部心理学科 山愛美教授/工学部 機械電気システム工学科 佐藤啓宏講師/人文学部 心理学科 佐藤嘉倫教授
「ロボット工学から探る『人間とは何か?』という問いの探求」

バイオ環境学部 バイオ環境デザイン学科 高澤伸江准教授
「水圏における物質循環と生物-環境の相互作用に関する研究」

【銅賞】

経済経営学部 経営学科 大竹恵子講師
「介護職におけるワーク・ライフ・バランス支援―組織風土とマネジメントの視点から―」

健康医療学部 健康スポーツ学科 満石寿准教授
「ストレスフルな社会で生きる我々に、本当に効果的な健康運動は何なのか?」

バイオ環境学部 バイオサイエンス学科 藤田裕之教授
「食品に含まれる機能性成分の解析と食品の開発」

工学部 機械電気システム工学科 松本龍介准教授
「金属中の格子欠陥の運動挙動解析とモデリング」

ナガモリアクチュエータ研究所 Sajid NISAR講師
「Human-Centered Robotics and AI-powered Systems」

会場

京都太秦キャンパス南館
(第1部)    嵯峨野ホール (第2部)プロムナード

(研究・連携支援センター部長 久島真理)

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