キャップストーンコンソーシアムについて

<キャップストーンコンソーシアム>

キャップストーンコンソーシアム(以下「本コンソーシアム」という)は、工学部が目指すストリートスマートグローバル人材育成支援を目的とした大学と企業が連携・協働して取り組む産学協働人材育成のプラットフォームです。 現在は特に工学部キャップストーンプログラム(SP)の取り組みのサポートを目的としています。本コンソーシアムでは企業視点と大学視点の両面から学びの成果を検証しながら会員である企業と大学が協働してSPの運用を改善することで常に進化する産学協働人材育成のプラットフォームを構築していきます。 次年度のSPへの課題の提供の有無にかかわらず、まずはコンソーシアムにご入会いただき情報収集の機会や課題提供のご検討にご活用ください。

3年生全員が取り組むキーストーンプロジェクト*1と卒業後就職する4年生が取り組むキャップストーンプロジェクトがあります(これらを総称して「SP」とします)。
*1 2023年度は「プレキャップストーンプロジェクト」と称します。

本コンソーシアムは会員に対して次の活動を行います。

(1)本目的に関連するSPの活動情報の提供
(2)本目的のための会員へのSP課題の設定に関する相談機会の提供
(3)本目的のための会員へのSP実施に関する相談機会の提供
(4)会員間の情報交換・交流機会の提供
(5)その他、代表者が必要であると判断した活動
その他詳細は規約をご覧ください。

過去の定例会日程及び概要

2025年6月4日 2025年度キックオフミーティング

2025年度の定例会を対面にて開催いたしました。
なお、同日に2025年度課題提供企業と学生の顔合わせも実施いたしました。
プログラム
・学部長挨拶
・2025年度の予定および新規取組の説明
・キャップストーンプロジェクト概要説明
・2024年度学生アンケート結果報告
・キャップストーン学生の体験談プレゼン
対面参加57社130名

2024年4月24日 2024年度キックオフミーティング

2024年度の定例会を完全オンラインにて開催いたしました。
プログラム
・2023年度に学生をご指導いただいたエンジニアへの感謝状贈呈
・2023年度課題提供企業からのフィードバック
・2023度の総括
・2024年度の予定
・質疑応答
オンライン参加48社

2023年4月26日 2023年度キックオフミーティング

 

キャップストーンコンソーシアム発足後第1回目の定例会を開催しました。
プログラム
・前田学長挨拶
・コンソーシアム概要説明
・2022年度に学生をご指導いただいたエンジニアへの感謝状贈呈
・2023スケジュール
・パネルディスカッション
 テーマ:キャップストーンプログラムでの学生指導について
対面参加27名、オンライン参加41名、総参加者68名(34社・1個人)

キャップストーンプログラム(SP)について

キャップストーンプログラム(SP)の概要

2020年4月に開設した京都先端科学大学工学部は、機械・電気・情報・化学などの従来型の工学分野に囚われない分野横断的な学びによる幅広い工学基礎知識の修得、課題解決を通した実践的な学び(PBL)、留学生と共に英語で学ぶグローバル教育により、世界中で活躍できるストリートスマート(社会課題から学ぶ力と課題解決力を兼ね備えた)なグローバルエンジニア育成を目指しています。 工学部の特徴的なPBLが企業が現場で直面している課題解決に学生がチームで取り組むプログラムです。SPは欧米、特に米国の工学系のトップ大学で実施されています。本学では3年生と4年生の必修科目として設定しており、日本では初めての取り組みです。

学生は講義・演習・実験・実習で身につけた知識や技能を統合し、企業から提示された課題解決に4~5人一組のチームで取り組みます。課題解決のために不足している知識や能力があれば、自力で獲得する力強さが求められます。課題解決の過程を通して、企業がどのような使命を帯び、技術者として何が求められているのか、を理解し、コミュニケーション力、チームワーク力、人間力を磨きます。

< 企業の皆様へ >

企業エンジニアにはメンターとして教員と連携して学生チームに定期的にアドバイスしていただきます。仕事に対する姿勢は厳しく指導してください。年3回の発表会では、他企業の課題解決に取り組む学生にもアドバイスをしてください。学生が考え、悩み、試行錯誤する過程は大切にし、その成長を支援していただければ大変嬉しく思います。

400名近い学生が必修科目として履修する本学のSPは世界的にもユニークな取り組みです。課題の難易度設定、チームへのアドバイス方法、プロジェクト成果の評価方法など、多くの試行錯誤が必要です。企業エンジニアには週1回、30分~1時間程度、対面でも遠隔でも構いませんので学生とミーティングをしていただきアドバイスをいただく事をお願いしています。

各チームには教員をアドバイザとして配置します。教員はミーティングにも参加します。

企業には費用の負担は発生しません。大学が1課題について最大50万円まで(1チーム4~5人の場合)の費用を負担します。

企業には課題提案時に添付のSP運営に関する協定書をご提出いただきます。生まれた知財は、全て企業に帰属します。

キャップストーンプログラムのご紹介

コンソーシアム入会について

・会員数

110社1個人(2025年6月17日時点)

・申し込みについて

キャップストーンコンソーシアム規約(日本語版)

Capstone Consorium Terms and Conditions(English)

キャップストーン課題申請書(サンプル)

ご興味がございましたら下記連絡先へお問い合わせください。

連絡先

〒615-8577 京都市右京区山ノ内五反田町18番地

京都先端科学大学工学部 キャップストーン事務局

TEL 075-496-6214(直通),FAX 075-496-6247,Email:me-csp@kuas.ac.jp

・コンソーシアム会員サイトについて