高校生論文コンテスト2015 審査結果・受賞者のコメント(経済経営学部)

2015年12月21日トピックス

経済経営学部 審査結果

 このたび開催した「高校生論文コンテスト2015(経済経営学部)」におきましては、全国から多数のご応募をいただきました。これらについて、本学経済経営学部専任教員を審査員として厳正な審査を行った結果、下記の通り各賞が決定されました。
 個人賞受賞者には賞状と副賞を、学校賞受賞校には賞状と記念品を、また応募者全員に記念品をお贈りいたします。

◆最優秀賞◆(副賞として3万円分の図書カードが贈呈されます。)

 河原林 奈々(京都府立北桑田高等学校 1年) 
 「良さを活かして」(作品を読む)

◆優秀賞◆(副賞として2万円分の図書カードが贈呈されます。)

 平田 裕介(京都府立須知高等学校 2年)
 「経済と雇用の関係」

◆佳 作◆(副賞として1万円分の図書カードが贈呈されます。)

 城崎 卓真(京都府立須知高等学校 2年)
 「くいとめろ!過疎化」

 小野 のどか(大阪府立茨田高等学校 2年)
 「活性化の光と影」

◆学校賞◆

 京都府立須知高等学校

講 評

 経済経営分野の高校生論文コンテストとしては5回目となる今回は、「地域の経済問題について考えてみよう -私と経済-」をテーマといたしましたところ、全国の高校生の皆様から、自らが暮らす地域の現状と課題に真摯に向き合った論文作品が多数寄せられました。 その中でも、最優秀賞に選ばれた河原林奈々さんの論文「良さを活かして」は、人口減少に悩む地元の町に観光客を呼び込み経済を活性化させるための具体的な方法が、ご自身の高校での学習とも関連付けながら高校生らしい視点から述べられており、審査員一同より高い評価を得ました。 優秀賞に選ばれた平田裕介さんの論文「経済と雇用の関係」は、日本経済の現状分析の上に雇用問題に論点を絞り、地域経済における雇用創出の重要性とそこに待ち受ける課題について具体的に述べられている点が評価されました。 佳作に選ばれた城崎卓真さんの論文「くい止めろ!過疎化」、小野のどかさんの論文「活性化の光と影」も、過疎化や地域経済の停滞といった問題に対して深い考察が行われていました。
 また、惜しくも入賞はならなかった論文の中にも、的確な現状把握に基づいて前向きな提案がなされたものが多数あり、たいへん興味深く拝読いたしました。いずれの論文からも応募者の皆様の問題意識の高さを感じることができました。 これをきっかけに、応募者の皆様におかれましては今後も地域経済のあり方について関心を持ち続けられますとともに、いつか地域を担う人材へと育ってくださいますことを心より期待しています。

2015/12/21
(実行委員会委員長 経済経営部学部長 宇佐美 照夫)

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