2019年11月19日付けで文部科学大臣より、「工学部機械電気システム工学科並びに大学院工学研究科機械電気システム工学専攻(博士課程前期・博士課程後期)」の設置が認可されました。
このことを受け2020年4月に京都先端科学大学では「工学部並びに大学院工学研究科」を設置することとなりましたので、入学生の募集を開始します。
工学部の開設により、京都先端科学大学は、既存の学部(経済経営学部・人文学部・バイオ環境学部・健康医療学部)を含め、5学部11学科の総合大学となります。工学部をハブとして、グローバル社会に必須のデータサイエンス、AIなどについても基礎と応用の教育と研究を行い、世界が求めている多分野にまたがる幅広い課題に対応して参ります。
カリキュラムの特徴
▶制御、ロボティクス、シミュレーション、 AI、データサイエンス等に必須の基礎力として、物理と数学に従来のカリキュラムの1.5倍の授業時間(演習含む)をあてます。
▶体験先行型カリキュラムを実施します。1年次から、ロボットの製作や制御を実践し、課題の発見、分析、ソリューション提案、実施、評価に取り組みます。
▶“キャップストーンプロジェクト“を開講します。3年次、4年次では、企業と連携して実際の現場が直面している課題を、学生のチームが複数教員の指導を受けて解決するプロジェクト型教育を行います。
▶機械工作ラボ、電気・電子工作ラボ、プログラムラボはいつでも使えます。部品や材料は無料です。
▶1年次前期には90分の英語授業を週10コマ、2年次終了時までに通算21コマの実践的な英語を学びます。専門科目の授業は英語で実施、日本語のフォローもあり、英語が不得意な学生も歓迎します。
大学院工学研究科カリキュラムの特徴
▶機械電気システム工学をシステム・情報・材料・エネルギーの4領域に分類。工学・産業ニーズに対応しつつ、専門分野を深化する教育プログラムを提供します。授業はすべて英語で実施し、次世代の産業創出と新たな価値創出に貢献する高度な専門知識を有するグローバルな技術者・研究者を育成します。
(入学進路事務部 副部長 村松広昭)