【健康医療学部ニュース】公開講演会「若者の心において今何が起きているのか~コミュニケーションと行動の理解に焦点を当てて~」を開催しました

2020年11月19日トピックス

本学健康医療学部は2020年11月7日(土)、京都太秦キャンパス西館W203教室で、開設当初より公開講演会を開催しました。新型コロナウイルスの感染渦でもあり、学外の方にはオンラインMicrosoft Teamsで参加していただき、学内の方はオンラインまたは対面で開催しました。会場入口でのアルコール消毒とマスクの着用、体温測定と体調確認を行い、十分離れての着席等をお願いしての開催となりました。今回は、対面13名、Teams30名、Stream (画像視聴)3名の参加者46名で行いました。

今回の講演会は、「若者の心において今何が起きているのか~コミュニケーションと行動の理解に焦点を当てて~」というテーマで、講師して関西看護医療大学助教で臨床心理士の花村 カテリーナ先生にお話をしていただきました。

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若者の特徴について、具体的な話を織り交ぜて提示していただき、今の学生の気質について、よく理解できました。青年の「生きづらさ」への対処には、社会を変えることと個人のストレス耐性を高めることの両面があることを説明していただきました。

また、実習指導をしていて、コロナの影響で実習の形も変化がみられ、心理という部分での具体的な例も含めとても分かりやすくお話ししていただきました。看護教育を行う上で学生の背景や特性がわかり、どのように関わっていけばよいのか、指導していけばよいのか本当に役立つ内容でした。

情報過多の時代、多くの情報をどのように選択するのか、安心できる、癒やされる環境はどのようなものか、その関係性を築いて行くための学びとなりました。

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(健康医療学部 看護学科 教授 西田直子)

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