「アグリビジネス創出フェア2023」に初出展

2023年12月04日トピックス

2023年11月20日(月)~22日(水)、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催された「アグリビジネス創出フェア2023」(主催:農林水産省)に本学が初出展。バイオ環境学部の清水伸泰教授、藤田裕之教授、藤井康代教授、遠藤暁詩講師の研究や、未来バイオ環境共創センター(FuBEIC)、オープンイノベーションセンター・亀岡(OICK)の活動についても紹介しました。

このイベントは、全国の大学や公的研究機関などが有する農林水産・食品分野などの最新の研究成果を紹介する場です。研究機関だけでなく事業者との連携も促進する「技術・交流展示会」です。

開催中の3日間、来場者で大変な賑わいを見せ、本学ブースにも多くの企業・団体の方々に来ていただきました。

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バイオ環境学部の藤田教授、遠藤講師、清水教授

参加教員コメント

清水教授
今回のイベントでは昆虫から発見した抗真菌・抗菌物質であるジヒドロキシ芳香族ケトンの有用性を紹介しました。コーディネーターが企画したツアー参加者に発見の経緯や本物質の科学的データをプレゼンしたところ、天然物の農薬としての活用に興味をお持ちいただくことができました。今後は昆虫科学、生物有機化学の分野で得た基礎的な研究成果を、アグリビジネスの技術創出の一端を担えるように、さらに共同研究を発展させて、多角的な実証実験を実施していきたいと思います。

遠藤講師
まず率直に、このような展示会なら学生も参加できたら良かったのに、と思いました。また、私は基礎研究を中心にやっていますが、会場に展示された実用研究それぞれに熱意が感じられて、あちこち関連した共同研究に興味をひかれました。一方で、自分の研究室からシーズを提供するにはまだまだ未熟だということも強く実感しましたので、出直しです。何かを始めたいなら、とにかく研究する時間をつくらないと!

藤田教授(FuBEICセンター長)
約100ブースの出展があり、いろいろな特産品から分析、知財に関するものまで多岐にわたっており、生産から加工、販売まで直結するような展示会で有意義な物でした。ブースに来られる方はほとんどが関心のあるテーマに絞って見にきており、いかに興味のあるキーワードを付けられるかがポイントと思われました。次年度出展する際には、同時開催の各種セミナーで発表すれば、より興味を持ってもらえるように思われました

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自ブースにて説明中の様子(清水教授)

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アグリビジネス創出フェア2023

(研究連携センター 中村千絵)

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