2019年5月19日、亀岡市千歳町にある丹波国一之宮として知られている出雲大神宮で御田祭(おんださい)が執り行われました。出雲大神宮の周辺は古来稲作が盛んですが、御田祭は豊作祈願の祭として行われてきました。昭和の初め以来途絶えていましたが、2014年に84年ぶりに復活しました。例年、バイオ環境学部の女子学生が早乙女として参加しています。
新緑の中、神社で身を浄めた後、宮内の神饌田に向かい、一連の儀式の後、早乙女が神饌田で田植えを奉納しました。神饌田で育った稲は、秋の抜穂祭(ぬいぼさい)で刈り取られ、新嘗祭で使われます。
作物栽培実習で田植えを経験していたとはいえ、早乙女の衣装、宮司様はじめ関係者の見守る中、緊張しながらも無事大役を果たすことができました。
(關谷 次郎)
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