【健康スポーツ学科レポート】教育コース実践プロジェクトA

2019年06月10日トピックス

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2019年5月22日、健康医療学部健康スポーツ学科教育コースの35人は、京都市立高倉小学校に学校訪問して、4年生の体育科の授業「マット運動」について学びました。

体育主任の吉川先生には、お忙しいなか指導案を作成していただき、学生たちは、初めて手にする指導案をもって、実際の児童の活動の様子を見て学びました。本時の展開、評価方法・評価の観点、場の設定や動きの注意点などを指導案で確かめながら、授業を参観することができました。吉川先生は、子どもたちが主体的に活動できるよう約束や意欲的になれる工夫を随所に考えていらっしゃいました。技のコツについては、教師から一方的に伝えるのではなく、子どもたちの発表から引き出しそれを共有する発問を工夫されているなど、学生にとっては、まさに生きた学びをさせていただきました。

授業の後の事後研修会では、授業者の吉川先生から、授業についての考え方や子どもたちが記入していたワークシートなどについてもお話をいただき、質問にも答えていただきました。また、学校長の岸田先生からは、体育主任や安全管理、体育的行事について、実際にどのように先生たちが計画され、全校で取り組まれているのか、まさに実践されている資料を用いてイメージできるように説明していただきました。運動会やプールの管理についても、実際の実施要綱を用いて説明してくださいました。

この貴重な経験と学びを活かして、5月29日には授業で参観した4年生に対して、体力測定の指導で再度関わらせていただきます。それまでに、学生たちは小学4年生の発達段階や効果的な説明の仕方や言葉かけ、関わり方の留意点等について検討して準備をします。

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