【メディア掲載】経済経営学部・李立栄准教授の著書(共著)の書評・『証券経済研究』(学術刊行物)に掲載。

2020年02月07日メディア

本学経済経営学部経済学科の李立栄准教授が分担執筆した新刊書籍『中国の金融経済を学ぶ─加速するモバイル決済と国際化する人民元─』(共著)(ミネルヴァ書房、2019年6月20日発行)の書評が学術論文誌『証券経済研究』に掲載されました。

 本書では、中国の経済・金融の発展について、10人の専門家がさまざまな切り口から分析をしています。李准教授が執筆した、第10章「中国金融業の海外展開」では、世界金融危機以降の中国金融機関の国際化について考察しています。

 本書は証券経済および証券・金融市場に関する学術論文誌〈『証券経済研究』(2019年12月・第108号)〉の書評において、中国の金融経済を網羅的に解説した画期的な本で、構成や各章の記述内容の調整にも十分配慮が払われており、全体として単なる論文集ではなく、見事に有機的な統一が図られている。また、読者の関心を引くコラムもうまく配置されている。さらに、中国金融経済に関する大学・大学院の最適な教科書である、研究にもビジネスにも極めて有用である、と評価されました。

(経済経営学部 准教授 田中秀樹)

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