心理学科 山 愛美教授が台湾の専門講座で「心理学的視点から『君の名は。』を読み解く」をテーマに講義しました【人文学部】

2022年08月30日トピックス

本学人文学部心理学科・山 愛美教授が8月26日(金)、27日(土)の2日間にわたり、台湾現地時間の19時30分から約3時間、台湾台南市にある表現療法、箱庭やイメージを介した心理療法、若いカウンセラーの訓練、講義やワークショップ、研究を行っている機関、「禾心(Holding Self)カウンセリングセンター」主催の講座で約50名を対象に講義を行いました。今回は心理療法の専門家の先生方を対象に、「深層心理学的視点から『君の名は。』を読み解く」と題し、2016年に公開された新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』をテーマに講義。講義の内容は、今年度、本学春学期の心理学科の深層心理学の講義でも一部触れた内容です。

山 愛美教授 

新海監督のアニメーション映画『君の名は。』は台湾でもたいへん人気が高く、講義中も中国語で質問が次々に入るなど、熱気が十分に伝わってきました。

聴衆は、皆さん、心理臨床の仕事をされている方たちのため、自分の臨床の仕事と重ねて聞いてくださるようにと思いながら話しました。講義後、「ムスビ」について、台湾の方々は「産霊」をご存知ないので、「結び」「結(ゆい)」とだけ理解してしまうので、物語がよくわかっていないところがあったというようなコメントも印象的でした。

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(人文学部 教授 山本淳子)

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