第2回「KUAS 京都先端セミナー」開催

^{（2023年6月12日更新）}

京都先端科学大学は、“世界から京都を、京都から未来を”をコンセプトに「KUAS 京都先端セミナー」を開催しています。ツーリズム、イノベーション、政治、京都、経済安全保障などをテーマに、本学の誇る世界クラスの教授陣が未来へのメッセージを4回シリーズでお届けしています。

第2回の「KUAS 京都先端セミナー」は、本学の松波弘之特任教授のIEEE/米国電気電子学会 エジソンメダルの受賞を記念し、6月7日（水）「イノベーションの先駆者が語る、 日本の研究開発力の国際化」と題して開催しました。

「米国電気電子学会/IEEE（Institute of Electrical and Electronics Engineers）」は電気電子工学では世界最大の学会で、松波特任教授のIEEEエジソンメダルの受賞は、西澤潤一氏（文化勲章）、赤﨑勇氏（ノーベル物理学賞）、伊賀健一氏（文化功労者）に続いて日本人では4人目です。

松波特任教授は、研磨材、耐火レンガ用の材料であったSiC（シリコンカーバイド）に早くから注目し、今までにない優れた電力用デバイスが実現することを世界で初めて実証しました。同セミナ ーでは、京都が生んだイノベーションの先駆者に、本学の小関副学長（昨年、米国溶接学会のComfort A. Adams Lecture Award受賞）が、日本の研究開発力の国際化について聞きました。

（広報センター　浦田剛）