2018年11月17日(土)本学バイオ環境館において、京都府オリジナルの極大粒白大豆「京白丹波」の産地拡大を目指し、「京白丹波ワークショップ」を開催しました。
本ワークショップは、本学の実践プロジェクト(地域資源の探索・活用により地域づくりに結びつけようとする実践的活動など)としてバイオ環境学部学生により企画・運営されたものです。
まず、京白丹波の品種育成を行った京都府農林水産技術センター生物資源研究センターの山崎むつみさんから京白丹波の栽培技術に関してご講演をいただき、続いて京都一乗寺「むしやしない」オーナーパティシエ(豆乳パティシエ・植物性料理研究家)の鵜野友紀子さんから、加工原料としての京白丹波の特性や具体的な加工法等についてご講演をいただきました。
そして、京都丹後の納豆屋ユーアンドミーさんに試作していただいた京白丹波の納豆を試食しながら、山崎さんと鵜野さんを囲み、京白丹波を生産されている皆様との活発な意見交換が行われました。今年は、早い梅雨明けや度重なる台風来襲で、豆栽培にとって試練の年でしたが、生産者の皆様からは「来年も是非栽培を続けていきたい。」と心強い発言がありました。
(食農学科 藤井 孝夫)