経済学科の2回生は全員が、「地域経済とものづくり」、「公共政策と市民生活」、「地域経済と金融」の各分野に関する「実践プロジェクト」に所属しています。キャリア科目として少人数クラスで実施される各プロジェクトでは、さらに具体的なテーマが設定され、学生はテーマに沿って自らが能動的に行うフィールドワークやケーススタディ等による体験型学習に10か月近くに渡って臨んできました。その集大成として、1月15日、21日、22日に成果報告会が開催されました。
この成果報告会では、各プロジェクトからこれまでの取り組みについて報告が行われ、調査や分析の結果の発表やそれをもとにした提言などが行われました。
また、これらのプロジェクトの中から、特に優れたものが2月8日に行われる全学の成果報告会の経済学科代表として選出され、1プロジェクトがプレゼンテーション部門に、3プロジェクトがポスターセッションに参加することになりました。
各プロジェクトのテーマは次の通りです。
「地域経済とものづくり」分野
- 地方創生知恵比べ
- 経済団体の情報を活用し、ユニークな地元企業を調査する
- 京都の着物(京友禅と西陣織)
「公共政策と市民生活」分野
- 市場における消費者・企業・政府の役割を考える(**)
- 移民政策が及ぼす影響を考える(**)
- 防犯、防災、犯罪被害者支援のボランティアを通じて、いま必要なことは何かを考える(**)
- 地域活性化と非営利組織
- 航空観光分野をはじめとするサービス業における競争と規制を考える
- 防災対策と自治体の役割
- 消費者を騙す手口と消費者を守る法制度
「地域経済とものづくり」分野
- クラウドファンディングを活用した地域再生(*)
- 資産運用に関する意識調査
- 近年の金融の新しい仕組みについて知る
(*):全学実践プロジェクト成果報告会でプレゼンテーションを実施
(**):全学実践プロジェクト成果報告会のポスターセッションに参加