ハーバード大学大学院博士課程に在籍し日本を研究している2名がこのほど、本学の客員研究員として着任しました。
客員研究員になったのは、ジェシー・ロバート・ラフィーバーさんと、ヨナス・ルエグさんの2名です。
ラフィーバーさんは、米国のミネソタ大学ツインシティー校および種智院大学で学士号、ハワイ大学マノア校で修士号(日本宗教史)を取得した後、現在ハーバード大学大学院博士課程に在籍中。専門は仏教で、博士論文のテーマは、中世日本における大和長谷寺・全国長谷寺信仰であり、京都滞在期間中は長谷寺などでのフィールドワークを計画しています。
ルエグさんは、スイスのチューリッヒ大学で学士号、ハーバード大学で修士号(東アジア地域研究)を取得した後、現在ハーバード大学大学院博士課程に在籍中。博士論文のテーマは、「黒潮フロンティア」という独自の鍵概念を用いて、日本の太平洋沿岸地域、伊豆諸島・小笠原諸島、琉球国などの海洋環境史から近代日本帝国の空間的発展を考え直します。
お2人は約3か月間、本学をベースにして研究をされます。本学の滞在中に、お2人にはそれぞれ2回ずつ、特別セミナーを開催していただく予定です。
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