うさぎは聞き耳を立てて、横目で眺めている

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うさぎは聞き耳を立てて、横目で眺めている。

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バイオ環境学部で学ぶイヴェットの家には、うさぎの絵が、まるで生きた家族のように居間に掛けられている。
生きることは不思議だ。ヒトのカラダも、ヒトのものだけではなく、無数の小さな生命が寄り添って生きている。
赤ちゃんでさえ母乳を介してビフィズス菌を育てているとイヴェットは語る。
その学生生活は、新しい乳酸菌を探してシャーレと向かい合う日々だ。
今注目しているのは、古来から生息している「ニホンミツバチ」。
その蜂蜜から取ってきた乳酸菌KET-1はイヴェットが名付けた乳酸菌だ。

 

大学に入ってイギリス、オーストラリアに留学し、様々な国のヒトたちと出会った。
言葉も、人種も違うヒトたちが多様に暮らすのを知った時、どんな人でもまず相手を否定しないことを決めた。
乳酸菌たちの小さな世界、留学で見た多様な世界、どちらも何かに寄り添う冒険の旅が重なっている。

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京都亀岡キャンパス研究室にて本人撮影

大学は君たちのためにある。
君たちが、夢をカタチにするチャレンジのためにある。

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